三俣山

吉部〜大船林道〜坊がつる〜三俣南峰〜雨が池〜長者原

2009年3月29日

photo : T.Maehara

T君のHP


 

3ヶ月ぶりの山歩き。
友人から坊がつるで行われるという野焼きを見に行くことに。

久しぶりの山行き準備に手こずって出発も遅れた。
一台の車を長者原に置いて吉部から入山する。

 

川沿いの道にはいると2人の方が地面にしゃがみ込んでおられた。
何だろうと見ると花の写真を撮っていらした。
何という花か訪ねると、ハルトラノオという。まだまだ小さな花だった。

 

定点撮影の木となった木
曇り空がバックでは引き立たない。

林道出合近くの明るい森の中。
秋になると褐色に紅葉する。

大船林道を歩く。
誰一人いない道。
ひんやりとした空気。
久しぶりの山歩きを楽しむ。

道の向こうに三俣山が現れた。

友人が春の気配に気が付いた。

林道終点

マンサクの花が今、真っ盛りだ。
昨年マンサクを見に来たのは3月16日。まだ早かったのを思い出す。

遠く大船山を眺める。

平治岳の麓は枯れ木の賑わいだが、ポツポツと点在する松の緑が目に染みる。

今日は坊がつるの野焼きのはずだが、、、、
誰一人いない寂しい雰囲気。

どうやら今日ではないみたい。

当てがはずれて、何することもない。
となると、どこか山に登ろうということに、、、

そしてその山は目の前にあった。
坊がつるから三俣南峰直登ルートだ。


平均斜度30%ほどあるらしい。
滑りやすい土はスガモリ越からのルートと同じだ。
脚で踏ん張り木につかまりながら登っていく。
久しぶりの急坂で息が上がってくる。

灌木帯を抜けると見晴らしが利くようになった。
その後も滑る急坂がつづく。
今週は脚が張っていたくなるに違いない。

三俣南峰山頂で火事があったそうで、
確かにミヤマキリシマがすっかり焼け焦げていた。

痛々しい姿に愕然とする。再生するまでどの位の時間を要することだろう。

三俣南峰(1743m)

焼けたミヤマキリシマ
硫黄山の噴煙が火事の残り火のように見えるのは目の錯覚。
焦げ臭い匂いがしてきそうな光景だ。

焼けこげた山頂で昼食をとる気になれず、
大鍋への下り口のまで下りてきた。

小鍋
マンサクが良く咲いている。
天候のせいか今一つ黄色がさえない。

雨が池へと下るところもマンサクの群落があった。


雨が池には寄らずそのまま長者原へと向かう。

まだ芽吹きもない木々ではあるが、
春の訪れは確かに見られるようになっている。

コバイケイソウ


 

長者原への林道を歩いていると、前方に煙と赤い炎が見える。
野焼きが始まったようだ。

目の前で火がつけられ燃え上がる炎。
ものすごい音と熱・煙・煙・・

どうやら風下から燃やし始めたようである。
これも急に炎が広がらないようにするためなのだろうか。

ひっそりとした森の中の散歩、息が上がるほどの急登、
無残にも焼けこげたミヤマキリシマ、そして野焼き風景
実に印象的な1日であった。

 



春の到来を実感
 


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