天狗が城・中岳
ご来光登山

2008年10月12日

photo : T.Maehara


 

8月の槍ヶ岳縦走以来となる山歩き。
友人のくじゅうご来光登山のHPを見て、急に行きたくなった。

牧ノ戸に到着すると、たくさんの車が停まってはいるが、人の気配はない。
頭上は満点の星空だ。星の輝きが眩しく感じられるほどの透明感。

いそいそと支度をして4時に出発。真っ暗な中一人先を急ぐ。
話す相手もなく、眺める風景も暗闇の中だ。ただ満点の星々が輝くのみ。

久住山避難小屋先で2人組の方を追い抜いて(こんなことは滅多に無いぞ)、
天狗が城に着いたら、5時半になっていた。

すでに2名の方が腰を下ろして夜明けを待っていた。

東の方を見やれば、どす黒い雲の下の面が焼け始めているではないか!
さっそく三脚をセットする。

 

中岳山頂にもすでに人の姿が見える。もっと早い人もいた。

朝焼けを狙うカメラマン

焼けた雲の下には雲海が広がる。
こういうのも珍しいのではないだろうか?

赤く染まる雲とその赤い光に照らされて色づく雲海の競演。

 

ただ見とれてファインダーを覗く。

フレーミングを替えたり、
露出をばらして撮ったり、
レンズ交換も頻繁にやった。

天気予報では快晴のマークだった。
しかし丁度いい具合に雲が広がってくれた。

雲海の上に島のように浮かぶ祖母山

由布岳もそろそろお目覚めに違いない。

中岳の左の方から朝日が昇った。ススキが輝きだした。

目覚める久住山

星生山の頭に陽があたる。そしてその影が伸びた。

硫黄山の噴煙が穏やかに上がっている。

三俣山にも朝日が届く。

朝の光があたりを支配する。

黄金色に輝く雲海

太陽が雲に隠れてしまう。大船山の姿も撮っておこう。

雲海に浮かぶ島々の様な山の影

陽が隠れて由布岳も青く佇んでいる。

やあ、坊がつるにはたくさんのテントが。

もうみんな起き出して朝食の準備だろうか?
ただ、坊がつるに朝日が届くのはもっと後のことだろう。

朝焼けのショーは終わって、一息ついたとき、
雲間から漏れた光が雲海を照らす。

何やらフォトジェニックな光景となってきた。

ムラのできた光が雲海を怪しく浮かび上がらせる。

流れる雲も光のショーのスクリーンと化した。

沸き上がる雲に光がさして躍動的な光景となってくれた。

 

美しい雲海と光の競演を眺めて今日の山歩きを締めくくる。


予想外の凄い光のショーにすっかり満足したら、お腹がすいてきた。
たくさんの観客を残して、いち早く、中岳を辞すことにした。

さて、池の小屋の先で雲海を眺めながら朝食にするとしよう。

そういえば今年はまだススキの光景を見ていなかった。

セブン・イレブンのおでんと雑炊でお腹いっぱいになった。

明日は自転車で下天草島を一周する計画を立てている。
ここまで来て下山するのはもったいないが、
明日のことを考えると、ここまでとした方が賢明だろう。

 

ススキが揺れる、雲海に浮かぶ阿蘇五岳。

登るときは真っ暗だった鍋谷は、すでに紅葉が始まっている。
今年はの紅葉の季節は早そうだ。

沓掛山も色づいている。

ここもいつもの風景だが、久しぶりの山となると、
あれもこれも写真に撮っておきたくなってしまう。

 

下天草ライドの前日とあって、どうしようか迷ったのだが、
やはりやってきて良かった。最高の1日に感謝!

 



|もどる|