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スガモリ越 雲を通して朝日が顔を見せた。

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北千里は光で満ちている。輝く雲が美しく感じる。
久しぶりの山歩き。一歩一歩を確かめて辿る行程もまた良いものだ。

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何よりあちらこちら見回しながら歩けるのがよい。

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青空が出てくると歩く脚にも俄然、力がはいる。

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風は強いが、やはり夏特有の湿り気を含んだ空気だ。重い風。

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帰りにここを通ったら、多分頭からかぶって唸っていることだろう。
と思いながら、かぶってみた。感激度は今一つ。まだ、体温は上がっていない。

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瀬音が高く響く。法華院温泉のすぐ上から三俣山をふり返り見る。

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そのまま鉾立峠へ。
白口岳に対峙して息を整える。1時間ちょいくらいか。

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所々大きく崩落した部分もあり、ロープに助けられながらよじ登る。
進むにしたがって蝶が舞い上がる。たくさんの蝶・蝶。トンボの姿も。

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登るに疲れると足を止め、カメラを出す。
被写体はもちろん大船山の姿。

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絹雲が広がり、清々しい空となった。

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坊がつるには色とりどりのテントが見える。

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最後の登りを踏ん張ると、急に雲がかかってきた。
風も強い。しばらく岩陰に身を寄せてガスが切れるのを待つ。

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雲が切れたかと思うとまたガスが立ちこめるという状態。

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星生山方面から雲が流れてきているようだ。

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稲星山へと向かう途中、白口岳をふり返る。
こうして見るとけっこうな勾配だ。

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稲星越から山頂へと辿る途中、鳴子山の姿が見える。
もうずいぶんと行ってないなぁ。
友人は朽網分れから鳴子山直登コースを辿ったようだ。
そんなコースがあったんだ。しかもきつそうだ。

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あらあら、稲星山の山頂でも、ガスがかかってしまった。
何も見えやしない。
今日はこのパターンか?

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しかたないので中岳へと向かう。
相変わらず雲がかかったり晴れたりの繰り返し。

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中岳への登り道にピンク色の花蕾をしたノリウツギ
これほど赤みが強いと、立ち止まって見入ってしまう。

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中岳山頂
たくさんの人が登ってくるが、ここで早い昼食をとることにした。

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十分食べて、コーヒーも沸かし、満足した。
しかも食べ過ぎないようにすることもできた。
えらいえらい、いつもそうありたい。
自転車のヒルクライムには減量も大切だ。
もちろん山登りにも有効打である。
山で食べるご飯は美味しいが、
食べ過ぎるとあとで後悔するはめになる。

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天狗が城でもなかなかガスが切れない。
今日は山頂からの展望は期待薄だ。
その分立ち止まって写真を撮ることもなく、
かなり速いペースで行程をこなしている。

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やはり久住山頂でも同じ。

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硫黄山の噴煙は多い方だが、すぐ雲と混じってしまい迫力はない。

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星生崎頂上にて
星生山の東尾根はこのように岩稜つづき。
ルートはその南側を巻いてつく。

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夏休みとあって、子供達の声が山に響き渡る。

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今日はえらい硫化水素の臭いが強い。用心用心。

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とうとう最後の望みの綱もたたれた。おとなしく下山するとしよう。

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夏の山裾は黒々とした緑の絨毯が広がる。
高温多湿な日本のしかも九州の山は森が深く濃い。

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初めはなだらかな星生新道も徐々に急勾配となっていく。

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コバギボウシ
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シライトソウ
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一面を覆い尽くしたクマザサはとても瑞々しく生き生きとしている。
いつも半分枯れかかったような葉の姿しか印象になかったが、
彼らにとって今が一番良い季節なのだろう。

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車道が近づくにつれ道は急勾配になる。
灌木の中の下り道は滑りやすい。
ここの下りも辛いが、白口岳から鉾立峠への下りも急で危ない。
どう廻ったところで、この両者の下りを避けることができないのが辛いところ。
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