井原山

2008年4月20日

photo : T.Maehara


 

Green Walk Vol.18で紹介されていた、「花の名峰・井原山」に
一度行ってみたいと思っていた。

自宅からだと登山口までかなり遠く、なかなか行き出せなかったが、
3月16日以来の久しぶりの山とあって、思い切って行くことにした。

どのルートを辿ろうかと思案したが、一番面白そうな、
瑞梅寺から洗谷ルートで縦走路へ上がり、まず雷山へ行った後、
井原山へ引き返しアンの滝を通る井原山自然歩道を下ることにした。

しかし目が覚めたのが6時!寝坊した!

5時に出発するはずが6時半発となってしまった。

三瀬トンネルを通って瑞梅寺へ。8時半に到着。

花の名峰とあって、歩き始めから道端にいろんな花が咲いている。

 

先ずはオドリコソウ

ムラサキケマン

   

麓では今が新緑の季節である。里では柿木の芽吹きが美しくて好きだが、

この木の葉っぱも気に入っている。しかし名前は知らない。

スミレの仲間はたくさんあって、なかなか種類を特定するのが難しい。

これはタチツボスミレだろう。

イチリンソウ

ルートは谷を遡るようにつづく。

久しぶりに花を楽しみながらの山登りとなった。

シコクハタザオに似てはいるが、、、 

ハルトラノオ

ツクシネコノメソウ

幾度となく沢を渡り返し、滝を巻いて登る。
時にはロープに身を預けて登る所が数カ所。

ここは山慣れたものには病みつきになるルートだが、
誰でもを連れて来られる所ではないように思う。

二段の滝は右側をロープに頼ってよじ登る。

そしてさらに沢を稜線に向けて詰めていく。

稜線直下はまさしくとんでもない急坂で、ロープがなければ登れないところ。
息も上がり胸も高鳴る所にツクシショウジョウバカマの群落。

木につかまり体勢を整えてからカメラを出す。

ツクシショウジョウバカマ

寝坊したのがここに来てしわ寄せが来た。
すでに11時半だ。雷山往復に2時間を要する。
すると下山が5時近くになるおそれがでてきた。

縦走路はちょうどクロモジが花ざかりであった。
露に濡れたクロモジの花が早春を彩る。


アンの滝への分岐を見て一登りで山頂だ。

井原山山頂(983m)

福岡方面

もやっているがうっすらとヤフードームや福岡タワーなどが見える。

写真はないが反対方面にも町並みが広がりさらに海岸線が見えた。
どのの当たりなのかぴんと来なかったが、
やがてこちらに見えている海は有明海だと気づいた。

飛行機の上から見ているかのような錯覚。
もっと透明度が良かったら、凄いパノラマが楽しめるところだ。

昼食を終え帰路につく。
アンの滝分岐までひきかえして左折。

しばらくは稜線の山歩きがつづく。ここにもたくさんのクロモジの花。

開くばかりとなった葉。
なんという木か知らないけれど、春の気配が満ちている。

ヤブツバキの絨毯

何かしら気配を感じてふと見上げると、白い花が、、、この花も名前がわからない。

知らないことばかりである。

シロバナタチツボスミレ?

とかくスミレの花の名は特定しにくい。

というか何処に注意を払って見分けたらいいのかが分かってないからである。

タチツボスミレ

標高が下がってくると、芽吹いたばかりの新緑が広がる。
まだまだ小さい新緑だ。

何げない山の中の風景

春の喜びの中にあるからこそ撮ってみたくなったとしかいいようがない、、、

ノイバラ

今回の山行きは花を楽しむことに終始した。

エイザンスミレ(葉が3裂している)

サツマイナモリ

今まで見たこともなかったのか、
または記憶に残らない花にも、
今回は等しくカメラを向ける。

さらに下ってくると萌葱色の新緑が一層眩しくなった。

谷の下から聞こえる瀬音が大きくなってくる。

すると当たりにはまた花が目だつようになってきた。

ヤマエンゴザク

イチリンソウ

ヤマザクラにも会うことができた。

アンの滝

アンの滝には滝に打たれている仁王様の姿が。
仁王様だって常に精進している、なんちゃって。

イチリンソウの群落

いよいよ心浮き立つ春がやってきた。
早春の香織を、味わいを、今日は存分に味わうことができた。

今度はいつ何処へ行こうかと考えながら登山口を目指した。

 


 


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