霧島縦走

2007年5月20日

photo : T.Maehara


 

アケボノツツジの後、ミヤマキリシマまでの間、
毎年、何処に行ったものかと頭を悩ます。

今年は新燃岳のキリシマミツバツツジが遅れているようで、
まだ見られそうとの情報を得、霧島縦走を計画した。

えびの高原を7時に出発。
ミヤマキリシマの花はまだまだである。
蕾もまだ膨らんでいないものが多い。

 

山の稜線を見るとたくさんの人が登っているのが見えた。
皆さん、朝早い。

韓国岳への登山口は硫黄山から自然林の林の中を抜ける。
この道沿いにはスミレのほか、ハルリンドウ、マイヅルソウ、
ホウチャクソウなどの姿を見ることができる。

今年はまだ時期が早いのか、このスミレを見つけただけであった。

キイチゴもあった。

ただしここで初めて見るのはミツバツツジであった。

祖母・傾山系で見るミツバツツジと比べると、
色が薄く紫色が少ないように感じた。

6合目を過ぎると、もうすぐさんである。
後は周りの風景を見渡しながら進むうちに到着する。

まだまだ新緑が眩しい。

この時期としてはまあまあの透明度と言えるだろう。


山頂直下から眺める高千穂峰。
「この姿に会いたかった」のだと感じる瞬間。

大浪の池の神秘的なブルーも一年ぶりだ。

韓国岳山頂(1700m)

お鉢の中にも新緑の芽吹き

ここの斜面にはヒカゲツツジが群生している。
ここにはコイワカガミもあるのだが今日は見つけられなかった。

今年は例年より花の時期が遅れている。
地球温暖化が叫ばれているにもかかわらず、
4月の寒の戻りで一気に暦が後戻りしたようだ。。

韓国岳山頂で休息をとり、景色を堪能したら、
いよいよ縦走開始だ。
友人に体調を尋ねると大丈夫との返事。

では、出発だ!

山頂ではたくさんのハルリンドウが咲き誇っていた。

霧島のハルリンドウには時折白い花も見ることができる。


昨年夷守岳から縦走した。
その時、大幡の池から韓国岳を眺めたことを思い出す。

鞍部から獅子戸岳へはコナラの森の中の小径である。
ここの林床にはたくさんの黄色い花がびっしりと咲き乱れている。
キジムシロだ。

新緑の輝き

木洩れ日の小径を吹き抜けていく涼しい風
すっかり魅了された。


獅子戸岳

ここで昼食。食事中もたくさんの人が
押し掛け、座り込み、食事をし、談笑して、通り過ぎる。

新燃岳のミツバツツジは、一度見てみたいと思っていた。
なかなかその機会がなかった。

山頂からは新緑の山肌の中にピンクの彩りが点々と見られる。

中新燃岳の火口縁をたくさんの人が歩いている。
山の大きさを実感する。

鞍部でもたくさんの人が昼食をとりながら休息をとっていた。

新燃岳へ

実質、最後の登りとも言える。

いつもは息が上がるこの登りも今日は少し違っていた。

ご覧の通りミツバツツジのトンネルと化していたのだ。

キリシマミツバツツジと名付けられたここのミツバツツジは、
見慣れたミツバツツジとはやはり少し色合いが違う。

足下にはたくさんのハルリンドウ


そしてついに新燃岳へ。

今日は水はそんなに多くはないぞ!

アリのようなたくさんの人・人・人

不思議色した新燃瑚?

そして新燃岳からの高千穂峰の姿も一級品だ。
実に伸びやかであり、神々しく、しかも優しそうな姿。

ふり返ると新燃岳の向こうに獅子戸岳と韓国岳。

長い木道をこれから下る。

たくさんの人が行き交う時、やや狭いが、やはり木道の上を歩いて、
山への負荷をなるべく和らげるようにしたい。


いつものこと、中岳の山頂には人がいっぱい。
今日も中学生の遠足といったグループがきゃあ、きゃあ走り回っていた。

中岳からの高千穂峰の姿も定評がある。定点撮影。

さあ急な下り。気をつけて下りよう。
眼下には目にも眩しい新緑の森が広がっていた。

高千穂河原のバス停で時刻表を見ると、、、
なんとバスがない。

現在バスは運行していないとのこと。
タクシーでえびの高原ビジターセンターまでもどった。
料金は4000円弱だった。


ミヤマキリシマはまだまだこれからといった感じ。
しかし満開になった蕪もあり、痛んだ花も多く見られた。

さて6月初めはくじゅうのミヤマキリシマだ。
今年の花の具合はどんなだろう。


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