仰烏帽子山
福寿草の咲く山

 

2007年2月11日

photo : T.Maehara

T君のHP


 

今年は暖冬だ。
すでに花の便りもちらほらと届きつつある。
数年前より、知人を誘ってこの山を訪れるようになった。
今年は2月末に予定している。

その下見を兼ねて、というか、
本音はゆっくりと写真を撮りたくて、
早々と出かけてみた。

3年ぶりに元井谷から登る。
まだ薄暗いうちに登山口に到着した。
私達の前にはただ1台の車あるのみ。

7時過ぎに出発

涸れ谷は梅雨時や台風の時には大量の雨水で土石流となるのだろう。
3年前の記憶とは違った姿をしていた。

ゴロゴロとした岩にはまったく苔も生えておらず、
青白くむき出しになっていて、荒涼とした雰囲気だ。

登ってくる途中、殆ど福寿草の花を見ることはなかった。
まだ時期が早かったか?まだ朝早いだけなのか?

とにかく早くも水場にたどり着く。
ここではちらほらと黄色い福寿草の花を見ることができた。ほっとする。
ただ殆どがまだ蕾状態だ。

しばらく休息を兼ね、つかの間の写真撮影。
ただ咲いている花が少ない。

すぐに撮り飽いた。さぁ、先へ進もう。
あまりの花の少なさに、早く来すぎたかと、やや不安になる。

 


仏石分岐より仰烏帽子山方面へ。

途中ブナの大木がある。最近この木も私達の定点撮影場所となっている。
さきほどの福寿草の花がもの足らず、この木の撮影に気合いが入った。

今日も抜けるような青空だ。枝振りが見事。

時間を忘れて撮影するものの、今日は行き交う人の少ないこと。例年の賑わいがウソのよう。
何十枚と撮っても使える写真は数枚のみ。まぁ、いつものことだ。

ここの杉林は実に手入れが行き届いている。

整然とまっすぐに天に向かって伸びる姿に、
毎年のように感動してしまうのだ。
この伸びやかな姿を撮らずにはいられない。

今日は冷える(といっても平年並み)という予報に、
あるいは霧氷も見られるかと密かに期待していたが、ハズレであった。がっかり。


展望台に立ち寄ってみる。

仰烏帽子山の山頂がうっすらと白く輝いている。もしや霧氷か?

月の姿も清々しい。

向こうの山の上に、うっすらと韓国岳の姿。

仰烏帽子山の斜面は雪こそないが葉を落とした木々の模様。

谷底の森。白く光るのは枯れ葉だろうか?
こういった風景もなかなかに絵になるものだ。


仰烏帽子山(1302m)
10時前に到着。道草くってばかりの山行きだ。

北の方面
五木の山々

ほんの少し残っていた霧氷の氷が風に剥がれて飛ばされていく。

まだ10時だが、昼食の時間。

5年以上も山歩きをしていながら、
二人ともコッヘルを買って持ってきたのは、今日が初めてである。

友人はカレーとおでん、私は冷凍すき焼き。生卵を別に持参。

特に冬場は温かい食べ物が嬉しい。
何よりマンネリからの脱却がまた嬉しい。
これからはいろんなメニューを試してみよう。
また1つ楽しみが増えるなぁ。

 


すっかり裸となった自然林の林。

冬の暖かな日差しが降り注ぐ中に見つけた。
さぞ無念であったろう倒木の姿を写し取る。

隙間から青空と向こうの山々の風景

足下には無数の枯れ落ち葉と木々の影

大オーケストラを率いる指揮者のよう


いよいよ仏石へ。

あったあった、沢山咲いていた。
しかもどの花もまだ痛みは殆どなく綺麗な状態だ。

一面のお花畑は見られなくとも、綺麗な状態の花である。
写真目的にはやはり早めの来訪が良かったようだ。
人も少ないし、花も綺麗だ。

私達はそれぞれ勝手にカメラのファインダー越しに夢中となった。

別々の場所で思い思いに夢の中だ。

今日は重い思いをして沢山のレンズを持ってきた。

標準ズームに望遠ズームはいつもの通り。
さらに魚眼レンズにマクロレンズ、さらにテレコンバーター。

そして広角マクロのためのGRD+ワイコン

たっぷりと時間をかけて撮った写真をご覧下さい。


再び水場の所

なんと辺り一面に黄色い花が咲きほころびているではないか!
朝のうちは殆ど見かけなかった花が、
まるで魔法のように湧き出たみたいに咲いている。

 

月末には元井谷からここ水場までのコースで再び訪れようと思う。

 


掲げてあったタイトルは「大地を掴むブナの根」

周りの木の枝がじゃまで崖下から見上げて撮ったので、
肝心の広く張った根が見えない、、、

 


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