坊がつる

 

2006年11月5日

photo : T.Maehara


 

昨年11月3日 吉部より坊がつるに紅葉狩りに行ったところ、
あまりのすばらしさにすっかり魅了され、今年もまた計画を立てた。

知人と長者原にて待ち合わせ。1台を長者原において吉部に向かう。
帰りは雨が池を通って長者原に下るというルートを選んだ。

 待ち合わせ時間を心配しながら雲海の広がる阿蘇谷の夜明けを眺めた。
こういう風景に出会えると幸せな気分になる。さい先良いスタートとなった。

 


大船林道の始点にある橋の上から

昨年に比べると色つきは今一つ。
今年は9月終わりから殆ど雨が降っていない。
そのため紅葉する前に枯れ落ちているのだ。

鳴子川右岸へ下りてほんの少し進むと、巨木が立っている。
しかもモミジのように見えるが、すぐ横の細いモミジの葉であることが分かる。

まだ渓谷の川面には朝日は届かず。

急坂を登っていくが大した距離ではなく、
傾斜が緩むともうこの先には急坂はない。

自然林の間から朝日を受けた湯沢台が見える。とても気持ちの良いルートだ。

しばらく進むと瀬音が大きくなり、川が間近に見えるところとなる。
前々からこの川岸に下りてみたいと思っていた。

そして今日、楽に降りられそうなルートを見つけたのだった。

ここの先を遡行すれば暮雨の滝となるはずだ。

大休憩のしてたらだが冷えてきた。まだ林道に戻り先へ進む。
ゆっくりとしたペース。急ぐ旅ではない。

朝日に照らされて体面の山肌の紅葉も美しく輝きだした。

徐々に朝日が森の中に入ってくると、
色づいた紅葉がとたんに目を覚ます。

1つ1つの葉は乾燥が進んで、決して綺麗とはいえないが、
そのグラディエーションや広がり具合によっては絵になる部分もある。


大船林道にでると、道の両脇はたくさんの落ち葉。
もう少し雨が降って潤いがあったら、
まだまだ綺麗に保っていたのかもしれない。

鳴子川を渡るといよいよ坊がつるへとはいる。
三俣山が迎えてくれた。

所々色づいた木々が見える。
大船山は眩しい空気で霞んで見えた。

三俣山のすそ野を歩いていく。
写真を撮っていると、ついつい遅れてしまう。

色とりどりの紅葉。日本の秋は実に美しい。

ススキに覆われた坊がつるが眩しい。

玖珠川源流

ものすごい人出で容易には渡ることも、
いや近くに行くこともままならないと聞く、
「夢」大吊り橋の下を流れる水はここに源をおく。


坊がつるキャンプ場

 早い昼食をとる。朝からビールもあり。

 

 食事も一段落し、お腹もいっぱいになるとまわりの様子も気になってくる。
坊がつるを取り囲む山々のすそ野は、やや盛りは過ぎてはいるものの、
まだまだ十分に感動を与えてくれるものだった。

印象的で感動してカメラで切り取った風景をどうぞ。


充分にお腹も気持ちも満足して、私達は雨が池へと向かった。

 

帰りにも印象的で心に残る景色はたくさんあった。


山道にさしかかると、例のごとく急にペースが落ちる。
皆、口々にザックは軽くなったが、体は重くなったと言っている。

 

雨が池が近づく頃、坊がつる方面の見晴らしが良いところがある。
ここからの眺めもまた素晴らしいものだった。

唐松もほんのり色づいて上機嫌だ。

雨が池


三俣山の斜面も結構紅葉が進んでいて、
このあたりは今がベストといったところ。

崩落地を目の当たりにして、自然の力のものすごいことを思い知る。

 

さらにどんどん下っていく。
道の脇には真っ赤なモミジの絨毯。

樹間が開けて光が射し込む所。
色づいた木々が柔らかで暖かな空気を作り出した。


長い下りに足が痛くなったのでは?

しかし美しい紅葉の景色を充分に楽しんで、きっと満足されたことでしょう。

 


色々な木が混じっていることで、
この繊細で美しい紅葉の景色が成り立った。


|もどる|