花牟礼山

2006年8月6日

photo : T.Maehara

T君のHP


 

連日の猛暑に、涼を求めて沢歩きに行く予定であった。

しかし、前々から一度行ってみたいという私のわがままで、
花牟礼山に予定を変更した。

日の出前に北外輪山の展望所で待ち合わせする。

快晴の早朝
東の空が明るくなり、オレンジ色にも焼けてきた。
さっそく写真を撮り始めた。

一旦、写真を撮り始めるとお互いに会話は殆どない。
お互いどこにいるのかも分からなくなる。
そして撮影に満足し、三脚をたたむ。
すると友人もどこからともなく戻って来るという塩梅。

 

稲星山の方から朝日が上がるようだ。
硫黄山の噴煙はまっすぐ上に上がっている。

ユウスゲにとっては早朝のこの時間は、
まだ夕暮れの続きなのだ。
疲れが見えるユウスゲに朝日が挨拶をする。

阿蘇谷にも朝の光が射し込む。

朝露に濡れたユウスゲが黄金色に輝きだした。
今日も暑くなりそうだ。

真っ青な空にうっすらと霞んだ阿蘇遠望。

何度も何度も見た風景。
でもやっぱり、ここの風景は天下一品だ。

光が差し込んで、朝の訪れを知る。

1時間ほども阿蘇の時間を楽しんだ。

花牟礼山に向けて出発した。


ゲートは開いていた。
ゲートを過ぎて大きくカーブしたところに空き地がありそこに車を停める。

舗装道には牛の落とし物。。あちらこちらに。

 

道脇には色々な花が咲いている。
これは、アラゲハンゴウンソウ。

下草の中にはツユクサの青い色も。

ツルフジバカマ

シラネセンキュウか?

道の左に曲がるところ
低地になった林の中に朱色の花の姿。

キツネノカミソリだ!

私達は踏み跡に従がい、
林の中に引き込まれていった。

あるある、いっぱいある。

しばらくキツネノカミソリに見入っていた私達は、
いい加減写真を撮ったあと、
まだ山登りが始まったばかりだということに気づいたのだった。

林道に戻ると、数頭の牛たちも林の中から駈け上がってきた。
これにはびっくり! いたの?

 


ヒオウギ 

季節はずれ?アカツメクサ?

ヒメジオン 

バラ 

ヘヤピンカーブを登ると花牟礼山の姿が正面に見える。

牛たちも活動開始だ。
脇をそっと通り抜ける。特に問題なし。

どうやらこれは、草ではなくネズミモチのようだ。

これより風の通らない林の中の急坂となる。
時々木の間から見える花牟礼山が、とても高く聳えて見えた。

 

カワラナデシコ

クルマバナ

 ヤマホトトギス

 シモツケソウ

ホソバシュロソウ

やっと稜線に上がった。
とすぐそこに花牟礼山の山頂が見えた。

ヒゴタイも自生しているのを見るのは初めてだ。

サイヨウシャジン

下から青空をバックに見上げてみる。
風に揺れて涼しげにみえるのだが、本当はひどく蒸し暑い。

オミナエシ

キバナカワラマツバ

何年ぶりかに見るコオニユリ


花牟礼山山頂(1170.3m)

この蒸し暑い季節にも拘わらず、登ってくる人が絶えない。
きっとヒゴタイを始め、数々の野の花が人々を惹きつけるのだろう。
この山野草豊富な自然がいつまでも残っていて欲しいと願うばかりだ。

今日はとても蒸し暑く、熱中症になるかと思われるくらいだ。

魚眼レンズで黒嶽方面を撮ってみたら、
偶然にも、そんな感じがでているように思った。

めまいがしそう、、

ヤマトラノオ

小屋近くまで下りてくると、
このうだるような暑さに、牛たちも木陰で休んでいるのだった。

人間達より牛たちの方が、なんだか賢く見えた。
「こんな暑い日に山登りかい?ごくろうなことで。」

 


やまなみハイウェーを戻っていると、
入道雲がやけに美しく形よく見えた。


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