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4時45分 久住山頂に到着。

避難小屋までは無風だったが、
明るくなり始めると地球の大気が目を覚ました。
猛烈な風。吹き飛ばされそうになりながら、
三脚を押さえつけながらシャッターを切り続ける。
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祖母山系、阿蘇五岳
おーい、朝だよー!

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祖母山も強風が吹き荒れているようだ。

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まだ布団から抜け出せないでいる涅槃像

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肥前が城も扇が鼻もまだ陽が届いてないが、空はすっかり明けている。

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うっすらと空が焼けてきた。すると、
突然、大船山の上から朝日が輝いた。

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風が騒ぎ、雲が流れる。
誰一人いない山頂の時間。
真っ暗な山道を一人辿ってきて、
自分は今ここにいる、と思うと、
風は冷たいが、体の芯は熱くなる。

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まわりの山々も目を覚まし出す。

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夜明けの空の色が深い紺色から、オレンジ色に輝き出す。
するとあたりから夜の気配が吹き飛んでしまって、
すっかり朝の色と染まってしまった。

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大地に朝日が届くと、霧が湧き朝日が踊る。天使のハシゴも現れた。

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阿蘇山もすっかりお目覚めだ。
夏の季節には珍しく空気が澄んでいて、
阿蘇山の姿もクッキリと映えて見える。

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夜明けの時間を堪能した。いつの間にか6時を廻っている。
風が強いので、池の小屋で朝食を取ろうと向かった。
この時期のくじゅうはミヤマキリシマのように艶やかではないが、
クリーム色の花が満開のノリウツギの群落が実に見事だ。

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御池
満々と水を湛えていて、いつもよりずっと水位も高い。

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湖畔の道は水没していた。縁の上をぐるりと一周する。
上からの眺めの方がいいと思った。

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池の小屋にて
サンドイッチ、スープ、甘夏のゼリーにコーヒー。
朝食をたっぷりととった。

朝食を山の上でとって、くつろぐのは目から鱗の心地よさだ。
もちろん、この青い空と朝日の輝きがあってこそだが。
う〜ん、これは病みつきになりそう、ヤバイ。
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まず中岳へと向かう。
ここにもノリウツギの花が一面に咲いている。

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中岳山頂
ここに来てやっと人にあった。
ポツリポツリと人が上がってくる。
そろそろそんな時間なのだと知る。

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朝日に包まれた大船山。

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池の小屋の向こうにはっきりと見える阿蘇五岳の姿。

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坊がつるのキャンプ場にはたくさんのテントが張ってあった。

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中岳より天狗が城へと向かう。

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天狗が城にて。

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御池 定点撮影

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満々と湛える湖水と、すぐ岸にまで詰め寄るノリウツギ

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くじゅうの遙か向こうの大地と山々。

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いよいよ今回の山行きも帰り支度だ。
帰りは星生山に寄っていくこととしよう。

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避難小屋手前の高台より
真っ青の空が清々しい、夏だ! 夏山だ1

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星生山に駆け上がると、にわかにガスが広がった。

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星生山山頂

しばらくまっていると、ついにガスが動き出した。
硫黄山の噴煙がたなびいているのが見え始める。
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美しい光景。
いつ見ても何度見ても見飽きない光景。

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星生山の山頂付近はママコナ群生で埋め尽くされていた。

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地塘のある所
コバギボウシの群落

ほかにワレモコウやイブキトラノオ、ノハナショウブの姿もあった。
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今日は一日中青い空と白い雲に恵まれた。
何年も通っていると、こういうご褒美もあるものだ。

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それにしても今日のくじゅうを彩る花は、

なんといってもこのノリウツギだったと思う。
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