仰烏帽子山

 2006年3月5日

photo : T.Maehara

同行者のHP


 

今年も福寿草の季節がやってきた。
今年の桜の開花予想は例年より1週間は早くなるとのこと。
つまり福寿草もピークの時期が早くなるに違いない。

昨年は3月21日だった。
ということは花の状態も昨年と一緒か?

 

ただ昨年と違っていたのは、車の多さだった。
すでに数十台の車や、手前の方にはバスが2台止まっていて、
今年の渋滞ぶりが思われた。

渓谷の木々はまだ丸裸状態だ。
5月には萌葱色の葉を広げた明るい谷となっていることだろう。

仏石分岐。
たくさんの登山客等はほとんどがこちらへと上がっていく。

私達は昨年と同じく沢コースを辿る。

谷間の日陰には先日降った雪が残っていた。

日差しは温かく、空気はひんやり。そして雪景色も。

考えてみれば、
抜けるような青空に暖かい日差し、そして真っ白な雪景色。
そして山頂には黄金色に輝く福寿草の群落が待っているかと思うと、
これ以上の幸せはないだろうと。

ガイドブックには「斜めの滝」というのが載っているのだが、
はたしてどの滝のことだろうか?

ここのすぐ上にも水が迸るところがある。

水が温かくなって、苔も瑞々しくなってきたようだ。

さして息が上がることもなく、いつの間にか展望台へ。

展望台からの眺めは、何と雪を被った山肌の眺めだった。

稜線上の登山道はたくさんの人が行き交う道と化していた。

狭い道幅なので、人数の多いグループとすれ違うときは、
ひどく待たされるのが辛い。

上り優先となっているようだが、
少人数優先として欲しいものだ。

山頂は狭い上に次から次にと登ってくる人でゆっくり食事も出来ない。
記念撮影もそこそこに私達は山頂直下まで引き返し、
日溜まりの林の中でお弁当を広げた。

日溜まりの自然林

ヒノキの林
まっすぐ伸びる姿が気持ちよい。

温かいせいか、春の色がにじんでいた。

巨木の前で、定点撮影。


仏石分岐を過ぎると、
雪の残る斜面に黄色い花が目立つようになる。

雪の中から顔を出す福寿草は、季節感たっぷりの光景だ。

石灰岩の山頂付近に特に福寿草が多い。
福寿草の花はただ黄色いだけではなく、
光沢もあって、写真にとるときは露出が難しい。

一面に咲く福寿草。

 

写真撮影に気を取られて随分と時間をとってしまっていた。
仏石から登山口を目指して下山。

 

昨年に引き続き、絶好のお天気と満開の福寿草に恵まれた1日となった。
さらに幸運なことに残雪を纏う福寿草の姿までも見られたことである。

 


 

今年は昨年より花の咲くのが早い。
マンサク、桜、ヤマザクラ、ミツバツツジ、アケボノツツジ、
ヤマシャクヤク、ツクシシャクナゲ、ミヤマキリシマと
花が切れることのない季節がまたやってくる。

また忙しくなりそうだ。


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