中岳・久住山

法華院温泉〜鉾立峠〜白口岳〜稲星山〜中岳〜久住山〜赤川温泉

 2006年2月12日

前日
photo : T.Maehara

同行者のHP


 

北アルプスの山小屋のひどかったことを、あらためて思い出し、
ここの居心地の良かったことに大満足。

 

法華院温泉の朝は、6時前より慌ただしくなったが、
みんな5時頃には起きていた模様。

昨夜は飲み過ぎたか、やや重い感じ。
しかしこのくらいは、いつものことでもある。

7時に朝食をとった。普段食べている朝食より品数は多い。

雲がかかっているが、元気に出発。


鉾立峠

雲の間から朝日が射し込む。

坊がつるや三俣山、大船山の方はガスで覆われている。

佐渡窪方面は青空も覗いていて、今日の天気に期待が膨らんだ。

白口岳の斜面に日が射した。
山肌の残雪の色に赤みが差して、息を吹き返したようだ。

うっすらとかかったガスにも朝日が反射して眩しく輝く。

白口岳の山頂はまだ雲の中だった。山頂付近は真っ白だ。

白口岳への急坂を休み休み少しずつ高度を上げていく。
ふり返ると大船山の姿が見えるはずなのだが、
今日は雲に覆われて、容易に姿を現さない。

立中山の上を光の帯が舐めていく。

山頂直下の大岩。

こうして凍っては融けして、その形を崩していくという。
それにしても悠久の時が過ぎ去っていく。
人間が通り過ぎる様は、時の流れのスケールからすれば、
一瞬ほどもない無に等しいものだ。


白口岳

真っ白状態。
強風と寒さでたまらず、重ね着をする。

早々に退散して稲星山を目指した。

稲星越前の鞍部から、久住山がチラと姿を現した。

稲星山へと登る途中、ガスで何も見えなかった白口岳の姿が見えた。
さらにその向こうにはみまたやまが白く光っていた。


稲星山山頂

山頂の岩にすごい形をしたえびのしっぽが、、、

穏やかな稲星山に出会うのは難しい。
今日もガスと強風とすさましい寒さ!

寒さに耐え、強風に負けないでいたら、
いつの間にか周囲の景色が輝き始めたではないか!

中岳・天狗が城さらには久住山の姿までも見晴らせるようになっていた。

そして真っ白な白口岳の向こうにやっと姿を見せた大船山。

遠望はまだ利かないけれど、素晴らしい景色に感激する。

元気な足どりで稲星山山頂を後にした。

予定ではこれから中岳のはずだったが、
避難小屋にて昼食をとろうということで、
先に池の小屋を目指すことに。

小屋の中には先客がいらしたが、まだ我々が座るスペースは充分にあった。
しかし友人は、写真をとためまだ遙か手前にいるのだった。

 

法華院温泉で用意してもらったお弁当は、
口の中でしゃりしゃりする。
何とご飯が凍っているのだった。
梅干しもカチカチ。

お湯を沸かし温かいみそ汁を食べると、人心地着いた。

 

御池ではスケートを楽しんでいるグループを横目で見ながら、
中岳へと足を向ける。


鞍部に到着すると向こうに三俣山がその頭を覗かせた。

真っ青な空に刷毛をひいたようにのびる白雲

久住山・稲星山の鞍部越しに覗く阿蘇五岳


中岳山頂より

稲星山の向こうには祖母の山並み

あれほど荒れていた稲星山の山頂もすでに晴れている。
しかしここ中岳山頂よりも強風が吹き荒れていることだろう。

いつ見ても威風堂々としている大船山。

平治岳の向こうには雪化粧した由布岳

さて天狗が城を巡って久住山へ


天狗が城

御池は天狗が城の直下に位置している。
池の氷の模様の具合はここからが一番よく観察できる。

星生山も真っ白だった。

南斜面ということだろうか、
三俣山のこちらの斜面には雪はまばらだ。

中岳方面

池の氷の模様

池の畔まで降りてみた。
いつの間にか人影がなくなっていた。

あと一登りで今日の最後の山、久住山だ。

久住山頂

阿蘇五岳が綺麗に見渡せた。
やはり冬景色は厳しいだけあって、
晴れたときはひときわ感激する。

肥前が城はいつも険しい崖の表情が印象的だ。

大船山に別れを告げて赤川へと下山する。

途中シーラカンスのような岩を見つけた。
見れば見る程、面白い顔をしていた。

久住山直下の開けたところから見上げる肥前が城の姿。

そのすそ野に広がる斜面

林道に出合温泉まで間近となったところで、
夕日が林の中を見え隠れした。

最後にふり返って白く輝く久住山を眺めた。

 赤川から登り口の大船林道入り口まで戻る。
すっかり陽も傾いて夕刻となっていた。

 


夕日に照らされた三俣山

 


 帰り道ではいつも、
ミルクロードから阿蘇の山を眺めながら運転する。

この日は真っ赤に色づいた雲が印象的だった。
道脇に車を停め、先ずは一枚写真をとった。

あらためて三脚を出してセットするや、
すでに雲は夕闇に沈んでしまっていた。

 

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