観海アルプス

高舞登山〜蕗岳〜白嶽

 2006年2月5日

photo : T.Maehara


 

観海アルプスロードの残りである北ルートを目指す。

高舞登山(117m)
金比羅山(258m)
蕗岳(320m)
白嶽(373m)

 


 

出発点は高舞登山だ。展望台直下の駐車場には一番乗り。
しかも東の空から陽が昇る。高揚した気分での出発となった。

しかし朝日を見て満足したせいか、
展望台に登るのを忘れてしまっていた。

すぐ車道にでると、だらだらとアスファルト道を歩く。
天気予報では氷点下となるはずが、
ここ天草では凛とした朝の空気が却って心地よいくらい。

開けたところでは横殴りに朝日の直撃。
まぶしい!あったか〜い!

それにしても1台も車が通らない。静かだ〜。

ミカン(ハッサク?)を植えてはあるが、なったままに放置されている。

後継者がいないので手が入らないのである。

車道から右の林道へはいると山道らしくなる。
それでも自然歩道らしく整備されていた。

 

朝日が道脇のシダを照らした。

気持ちよい朝の冷気を味わいながら歩いていると、海が見えた。

自然歩道の所々にこうして、麓へと通じる道が出会っている。

見晴らしが利くところでは、
やっぱりその光景に見入ってしまう。

今日はアップダウンはあるものの、
海を見に辿るルートだから、
のんびりと眺めを楽しもう。

松島の島々、橋、島原の雲仙、、、いい眺めだね。

雲仙普賢岳山頂はうっすらと雪を纏っている。
霧氷もあるのだろうか?


牟田峠にて

峠から少し入ったところで送電線が上空を横切る。
その鉄塔の下は日溜まりの草地となっている。

ここで私達は遅い朝食を取った。
しかもたっぷり、もう食べられないというほど食べた。

空気はひんやり、日差しは温かく、空は真っ青、雲ひとつないお天気。

向こうにこれから目指す蕗岳の姿が見えた。

小刻みなアップダウンを繰り返しながら道は続く。
ふり返ると鉄塔が見えた。

高度はほとんど稼げない。

いよいよ蕗岳が迫ってきた。
急峻な岩場の登りがありそうだ。

西側を巻いて上がり、思っていたほど急な登りはない。
ハシゴまで用意してあり、申し分のない自然歩道となっている。

尾根に登ると蕗岳への分岐

 見晴らしを求めて蕗岳へと進む。


蕗岳山頂より

不知火海はとても凪いでいる。

まさしく観海アルプスというだけはある眺めだ。

今日は特に天気も良く空気も澄み切っている。
遠くまでよく見える。

対岸に八代の町並み

本日の終着点である白嶽

 

 

きらきらと煌めく海の模様を眺めていると飽くことがない。

きれいだなぁ。良い気持ちだなぁ
という幸福感が沸き上がってくる。

反対側は島原の雲仙の姿と、手前には千元森嶽と千厳山

千元森嶽の山頂も眺めが良さそうだ。改めて良い山だと気がついた。

次郎丸岳もなかなか良さそうだし、
千元森嶽と併せて登りに来なくてはと思われた。


一旦鞍部に下ると、鋸嶽分岐となる。
直進するとキャンプ場、白嶽へは左だ。

登り詰めると白鷹家かと思いきや、展望台とあった。
すぐ目の前に白嶽。

 キャンプ場まで下って、また登り返す。


白嶽より

360°のパノラマが広がる。

北は次郎嶽と雲仙

南には不知火海

さざ波の煌めきが印象的だった。

先週辿った龍が岳からの念珠岳と稜線を眺めた。

 

今日のこの好天に誘われてか、
たくさんの人々が登ってこられた。
白嶽山頂でお弁当を広げて歓声が湧く。

私達はそろそろ帰ることにした。

 


出発地に戻り、高舞登山山頂展望台の上に登った。

松島の島々や天草5橋がすぐ手の届きそうなところに広がっていた。

朝から変わらない好天と温かい日差しが降り注いで最高の1日だった。

遠くに白嶽・鋸嶽の姿、次郎丸嶽。
念珠岳や倉岳の姿も見渡せる。


観海アルプスという名に誘われて訪れた。
期待以上の素晴らしい自然歩道だった。

そしてお天気も味方した。
くじゅうや祖母・傾とはまた違う低山ならではの味わいがあった。
低山逍遙とでもいうのだろうか、ちょっと病みつきになりそうである。

 


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