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静かな山道をゆっくり進むとすぐ老杉があって祠が見えた。

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体が山歩きモードになる頃車道にでる。
左にあずまやがあるが見晴らしはなかった。

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コンクリート丸木の階段が延々と続く。
そして気がついた。
ここの山の下草はクマザサやスズタケではなくシダなのだと。

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いよいよ急坂となり階段道もジグザグを繰り返す。
いつの間にか杉林地帯を抜け、ちらちらと海が見えだした。

上り坂に疲れ飽きてきた頃、山頂に続く車道にでた。
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1台も車は停まっていない。
車道脇の登山道をいくと、木々の間から差し込む朝日の照り返しが眩しい。
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寿が岳神社

もともと龍が岳は寿が岳と言っていたのだそうだ。
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展望台に上がってみる。

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山に登って海を眺めることが出来るのもこの山の醍醐味だ。

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光り輝く豊穣の海

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龍が岳の港も船が行き交い始める。この先は御所浦島である。

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山頂に立つミューイ天文台。
なかなか立派な施設だ。
きっと夜空も暗く、観測に適した所なのだろう。

山頂にて朝食を取る。今日は長丁場になりそうだ。食料も水も充分に用意してある。
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いよいよ大作林道を経て念珠岳へと向かう。
龍が岳からの下りは車道の急坂だ。
二弁当峠から念珠岳を経て龍ヶ岳へと登るとなると、
車道の急坂の登りと龍が岳への長い下りは、
相当堪えるに違いない。
車道脇にはやはりシダが生え、ヤツデも多い
亜熱帯の島である。

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車道から烏帽子岳と念珠岳

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あの漁港は倉岳か?
さすればあの山は、矢筈岳に倉岳だ。

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葉っぱが蕗に似ているが花もついている。なんだろう????
龍が岳の登り道にもたくさん見かけて気になっている。

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大作林道の念珠岳登山口。

車が2台停まっていた。
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ここから念珠岳まで4km、二弁当峠までは約10kmもある。
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九州自然歩道となっているだけあって、道はよく整備されている。
急坂のヘヤピンカーブを登り返すと尾根にでた。
正面に手前のピーク。

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倉岳方面もよく見える。
ここまで来ると尾根道が続くコースとなる。

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やはりここでもシダが一面に生い茂る。

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見晴らしの利くところから龍が岳が見えた。
空は高曇り。気温は高めだが、風は涼しい。
久しぶりに大量の汗。

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圧倒されるほどのシダの群生。
1月というこの季節でこうだから、
初夏から夏にかけての繁茂はすごいだろう。
しかしその季節にこの山に来ようとは思わないかも。

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目前に念珠岳。奥に見えるは白嶽か。

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念珠岳の西側をぐるりと巻いて北側に廻ったところに登山道が延びている。

ここからの登りもかなりの急坂だった。
汗が滴り、息が荒くなってくると山頂に飛びだした。
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空気は霞んではいるがまずまずのお天気。
すでにたくさんの人がお弁当を広げてくつろいでいた。

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山頂からの眺めを堪能する。
八代方面はぼんやりとしか見えない。

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これからの道筋に目を伸ばす。
手前の山を下ると二弁当峠だ。
右奥に白嶽が見える。左に次郎丸岳の姿。遠いなぁ。

軽く食事をして先に進む。時間が迫ってきた。
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自然歩道に戻り少し行ったところにベンチがある。ふり返ると念珠岳の姿が見えた。

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この自然歩道はよく整備されている。
1〜200メートルごとにベンチが設置してある。

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途中に二弁当峠への近道の案内。
当初は二弁当峠までのつもりではあったが、
時間的にまだ余裕があった。
さらに足を延ばして白嶽へ行こうと思った。
出来れば牟田峠まで。
ガイドブックには道が荒れているとあったが、
時間稼ぎにこちらの道を辿ることにした。

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杉の植林地。下草はここでもシダだ。
この時期だからこそ通れる道であった。
初夏からは通りたくない道となっていることだろう。
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林道にでた。かなりの近道であった。1時間くらいは稼げたかもしれない。

車道はよく整備されていて、自然歩道入り口まで充分車が入って行ける。
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トンネルをくぐると白嶽へと続く自然歩道の入り口だ。

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ここから矢岳まで3km、白嶽までさらに1kmの道のりだ。
牟田峠までは7.5km。ちょっと無理そう。

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密かに期待していたヤブツバキ。どこも蕾状態だったが、
ここに来て満開のヤブツバキに出会えた。

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ここからの自然歩道は龍が岳・念珠岳と歩いてきた足には過酷なものだった。

延々と続く登りの果てには、
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鹿見岳と思しき山頂

大した見晴らしもなく、また延々と下りが続く。
そして同じ登り下りが何度ともなく繰り返されるのだ。
まったくトレーニングコースといっても良いアップダウンに、
とうとう足が悲鳴を上げ、動かなくなってしまったのだった、
何とかなだめすかして、白嶽山頂を目指した。
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やっと着いた白嶽

今日はもうこれ以上歩けない。
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しかし龍が岳から続く観海アルプスの尾根を辿ると、充分満足するコースだった。

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白嶽は石灰岩の岩がゴロゴロ露出している山だ。

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ここは白嶽森林公園となっていて、
キャンプ場やバンガローもあり、周遊コースが造られている。

その先には次郎丸岳が聳えていた。
「こっちにも来いよ」と言っているようだったが、、、、
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