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虫喰の葉っぱ
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シダの間から森を見上げると、、、

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立ち枯れしたようなブナの巨木
そこにはびっしりとキノコがついていた。

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朽ちて倒れた木は、すっかり苔に覆われていた。
やがて静かに土へと戻っていく。

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かくし水から先へと進むと、
森の中が明るく開けた様になっている。
そこは黄色く色づいた葉の森だ。
こうなると先を急ぎたい気持ちより、
ここでしばらく佇みたい気持ちの方が強くなっていた。

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時折、森の中を強い風が駆け抜けていく。
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倒木の上に昨年芽吹いたと思われる木の子供も、赤く色づいていた。

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一陣の突風が吹き荒れた。赤も緑も黄色もぐるぐる混ざりあった。

森がざわめいた。
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ソババッケ手前まで来るにしたがい紅葉の具合も良くなってくる。

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ソババッケ

平治岳斜面の紅葉に息をのむ。
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今年の紅葉は素晴らしい、と誰もが感じた瞬間だった。

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ソババッケから風穴方面へと先を急いだ。
所々、木々の間から黒岳の山肌の黄色や赤が目に飛び込んでくる。

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森の中の見ては視界がきかないが、そんなところでは下を向いて歩く。
何かないかなぁ、、、。

ユキザサがあった。
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ヤツデの様な形の大きな葉っぱだ。
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見事な紅葉に思わず見とれる。

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緑のシダの上に真っ赤なモミジ

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例年になく良い色に染まった。

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風穴
多くの登山客が風穴で大休息のようだ。
そして意を決するように、一人、また一人と山頂を目指して出発していく。
私も後に続いた。
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青い空に輝く紅葉
上手い具合に白い雲が浮かんでいた。
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急坂を少し登るごとに、視界が広がって、
大船山の山肌を彩る紅葉を眺め、
登り道に枝を伸ばすモミジにも目を奪われる。

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今年の紅葉は赤色が鮮やかだ。
いろいろなグラディエーションの赤と、
緑色から黄色へと、これまだ移ろう色具合。

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最後の急坂を駆け上がると、す
でにたくさんの人が詰めかけていた。
頂上は冷たい風が吹き荒れていた。

昼食をとりくつろいでいる間にも、
次から次へとたくさんの人が上がって来た。
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三俣山も平治岳もその山裾は赤く染まっていた。

早々に退散して天狗岩へと向かう。
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昨年の大船山の紅葉も素晴らしかったが、
ここ黒岳の紅葉も素晴らしかった。

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天狗岩へと向かう森の中の道。

いろいろな紅葉が道を飾る。
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天狗岩頂上より

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朱から深紅まで、色とりどりの紅葉。

木の種類、陽の射し具合、勘の当たり具合などによるのだろう。
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高塚山方面。
大船山も平治岳も一緒にカメラに収めた。

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初めてといっても良いくじゅうの素晴らしい紅葉に、
すっかり満足してしまった。
名残惜しくもあるが時間も過ぎてしまっている。
帰路につくことにした。

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風穴への下りが続く。
紅葉が素晴らしいので、
いっこうに苦にならない。
登るときとは光の方向が異なるため、
同じところでも受ける印象は異なってくる。

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たくさんの落葉と、緑鮮やかな草の葉の対比

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今年のの紅葉の色はズバリ「赤」だ!

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しかし黄色から赤までのいろいろな紅葉が入り交じる風景こそが、

九州の秋の色だと思う。
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このような色合いを美しいと感じる。

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ソババッケへ
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森の空気と秋の色に囲まれて幸せな1日だった。
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ここにもあるよと大きなモミジの木が呼びかけた。

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ブナの紅葉も渋くて良いものだ。

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傾かけた光がスポットライトのように
色づいた木を照らして浮かび上がらせた。

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