白口岳

星生山〜天狗が城・中岳〜白口岳〜稲星山〜久住山

2005年9月25日

photo : T.Maehara


 

膝を痛めてしばらく山登りを控えていたら、気分も徐々に「飢え」を感じるようになってきた。
久しぶりの山歩きに出かけてみた。北アルプス遠征以来となった。

家を出る頃は満天の星空だったのだが、牧の戸では曇って強い風が吹いていた。
寒いくらいで、一気に秋の風といった案配だ。

 

沓掛山あたりがガスで覆われるのはよくあることで、
今回も後には晴れると確信していた。

沓掛山の温度計は摂氏8度だった。
朝の最低気温が7〜8度となると紅葉が進むらしい。

秋の花々はすでに盛りは終わっていた。
これから草紅葉が進み、あと1月もすると本格的な紅葉の季節となる。

 


扇が鼻分岐点手前まではガスに覆われて何も見えない山歩きが続く。

ようやく朝日が顔を覗かせた。
そしてススキの穂が朝日に輝いた。

青々とした緑だった山肌にはすでに秋の色が忍び寄っている。    

星生山には抜けるような青空がよく似合うと思う。
また雪景色も素晴らしい。

祖母山の山々もはっきりと見渡せた。

昨年からの台風や、今年も豪雨、台風によって
九州脊梁の山々へのアクセスが困難になっている。
祖母山も随分と道が荒れているようだ。
今年の紅葉は見に行くことが出来るだろうか?

星生山の西の岩場から登る。
星生山の麓にはたくさんの池塘があって、
湿地帯を好む花々がありそうなのだが、、、、と道草してみると。

   

今日見ることのできたのは、ヤマラッキョウとシモツケだった。

先ほどまで真っ青な青空だったのが、星生山へ登っていくうちに、
ガスがかかりだして何も見えなくなってしまった。

誰もいない星生山山頂

      

リンドウも思ったほど咲いていない。
このあたりはもともと少ないのだろうか?

時折ガスが晴れて廻りに広がるくじゅうの山々が現れる。

すかさずカメラを向けるが、またガスの中に消えるのだった。

西千里浜

扇が鼻に雲が覆い被さった。

久住山、中岳方面もなかなかガスが切れず、
やきもきしながら星生山の岩尾根を進んだ。

肥前が城の緑の草尾根の上を台風がらみの強風が駆け抜けた。

星生崎に着くと、急にガスが切れ始めた。
目の前に久住山の姿が現れる。


避難小屋へと降りると、真っ青な空と秋の風が満ちていた。

ススキが一面に広がる、その向こうには再び阿蘇五岳の姿。

強風でよろけながら、天狗が城へと向かった。

御池の上には白いさざ波がざわめいた。


天狗が城

すっきりと晴れ上がって、展望は申し分ない。
しかし強風は凄まじく、まともに立っていられないほどだ。

三俣山

崩落した部分が増えているように思われる。

平治岳の向こうには由布岳の姿。

何度見ても見飽きない大船山

稲星山

そして久住山

御池を挟んで稲星山と久住山

今日は白口岳のリンドウがお目当てではあったが、
ぐるりとくじゅうを巡ろうと思った。


中岳山頂

 荒尾から来たという老婦人。

古希を記念してくじゅうへやってきたという。
その健脚ぶりにあやかろうと、一緒に記念撮影。

はたして70歳になったとき、
こうしてくじゅうへ記念登山が出来る体であって欲しいものだ。

中岳の南斜面には結構リンドウの花が咲いていた。

一足先に白口岳へ上がっていたグループが降りてきた。
なんだかちょっとそこまでハイキングという雰囲気だ。

真っ青な空に浮かぶ月→


白口岳

すでに風も止み、日差しが熱く感じられた。
ちょうど昼食の時間となった。

お腹もいっぱいとなったあとは、一面のリンドウと遊ぶ。

時間の経つのも忘れてリンドウの写真を撮った。

鳴子山にはもう随分と行っていないと思いながら、
今回もパスしてしまう。

稲星山、久住山を経由して帰路につく予定だ。


稲星山

ほとんど草も生えない荒涼とした山頂だが、
風がなく展望が利くときには、これほど気持ちの良い山はない。


久住山

 相変わらずたくさんの人で賑わっていた。

ただ今日は、愛犬をつれた人が多いのにびっくり。
個人的な感想ではあるが、山に犬はつれてきて欲しくない。

扇が鼻、肥前が城方面を眺めて下山することに。


久住山直下の避難小屋前は阿蘇方面の絶好の展望台だ。

やや傾いた陽の光に輝くススキと久住山

星生崎

星生崎は見る位置、アングルによっては見なれない写真が撮れる。
この場合雲に、もっと秋らしい表情が欲しいところだ。

鍋谷より
 


 

白口岳のリンドウ

 


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