沢水展望台
梅雨明けと同時に猛烈に暑い毎日が続く。
夏は朝早い出発がいい。
早朝の空は真っ青に澄んでいた。

駐車場に一番乗りだった。
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朽網分れから、鉾立峠方面への山道にはいる。道は思ったほど荒れていない。

ヤマアジサイの姿もちらほらと見えた。しかし何やら花付きは悪いようだ。
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アジサイの葉っぱにたくさんの虫食いの穴。
よく見ると人の顔のようにも見える。

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九重の南側からの登山道にはこのような石碑が多く見られる。
今は通る人影もまばらだが、歴史ある道だからだろう。

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佐渡窪

先の豪雨で一旦水に浸かったのだろうか、一面の草が倒れているように見える。
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朝日が射し込んでくると水蒸気が登り始めた。

佐渡窪には木道が通っているが、特に流されたような気配はない。
それでも白口岳からの湧き水だろうか、
大きい沢の音が響き、足下には澄んだ水が流れていた。
流れがもう少し深かったならば通れなかったかもしれない。
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鉄砲水で押し流された木が道をふさいだところがあったが、
特に支障はなく鉾立峠へと向かうことができた。
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鉾立峠

いつもとは変わらない風景だ。
まだ早い時間だが数人の山人が白口岳を目指していた。
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半分ほど登ったところから眺める三俣山。

どうやら三俣山の南斜面は一部崩落しているようだ。
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中岳、天狗が城あたりと思われる方角の山頂に、
避難小屋のような形をした大きな岩が見える。
あの岩のあたりは通ったことがない。記憶にないがどこだろう?

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白口岳の山頂が間近に迫るあたりでふり返ると、
大船山の山頂はガスがかかり、眩しく輝いていた。

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途中に咲いていたノリウツギの花。

ミヤマキリシマまでは花付きはとても良かったが、
空梅雨の影響なのかヤマアジサイも少ないし、ノリウツギの花も今一つだ。
花が少ないと私達の歩きも順調に進む。
1時間で山頂に着いた。
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白口岳
鉾立峠までは汗をかきかき登ってきたが、途中より涼しい風が顔をなでてくれた。

山頂に立つと充実感でいっぱいとなって、きつさも忘れてしまう。
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三俣山南峰と第4峰の間から大規模な崩落が起きているようだ。

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白口岳から眺める九重の山々。
草原の草の匂いとじりじりと照りつける太陽とが夏山の季節の到来を告げている。

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リンドウの花はまだ蕾も見られない。
山頂はトンボとキアゲハの楽園だ。

30分ほど過ごし稲星山へと向かった。
鳴子山は今回はパス。
稲星越え経由山頂へ、さらに中岳・天狗が城を経て久住山へと向かうことにした。
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稲星山

今日の稲星山は大変珍しいことに無風だ。
特に冬の稲星山では、これまで何度も山の自然の厳しさを思い知らされた。
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阿蘇の山々は見えなかったが、白い雲が浮かんで夏の山歩きを味あわせてくれる。

早々と昼食をとることにする。早すぎてお腹いっぱいになった。
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中岳と天狗が城

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中岳と白口岳の間から見える坊がつると平治岳

少しではあるが坊がつるにはテントも見える。
うっとうしかった梅雨が終わり、みんなが待ち望んだ晴天の日曜日だった。
稲星山も中岳も久住山も山頂にはたくさんの人の姿が見えた。
しかしミヤマキリシマの時のような賑わいはなく、いつもの静かな山行きではあった。
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斜面の上り下りでは、下っているときの方がその斜面を急に感じるものだ。
中岳から下るときは登るのは大変そうだと感じたが、
白口岳への登りがすんなりと来たので、
中岳への登りもそれほどでもないように見える。

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中岳

空気の澄み具合は秋冬のようにはいかないものの、
九重の山々が360°のパノラマで広がるのは爽快感でいっぱいだ。
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白口岳への登りの時に見えた岩塊
中岳と天狗が城の鞍部から坊がつる方面へと張り出したところにあった。

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鞍部から御池越しに眺める久住山

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目の前に天狗が城

青い空と白い雲が印象的だった。
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天狗が城
くじゅうの山々からの眺めでは、第1番にこの天狗が城からの眺め、
第2番目は星生山から、第3番目は三俣山からの眺めだと思う。
大船山からの眺めも悪くはないが、大船山自身が見えないのがマイナスポイントだ。

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久住山頂の向こうに白い雲がたなびく。

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御池の湖面は風もなく波紋は走らない。
きらきらと瞬く光点が気持ちいい。

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山の空は清々しい。
久住山頂へのガレ場の登りをぶつくさつぶやきながらも登ってきた。
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久住山
ちょうどお昼時だ。残っていたおにぎりをほおばった。

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肥前が城のなだらかな草草原の南側は急斜面だ。
6月初旬、ピンクに染まった扇が鼻の光景が甦った。

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先ほどまでいた中岳と天狗が城

こうしてみると登山客の姿はあまり多くはないようだ。
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今日は本当に風がないのだと思う。硫黄山の噴煙がまっすぐに立ち上っていた。

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大好きな大船山の姿を眺めて下山する。

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帰りは神明水で水浴びをして南登山道を下る。

神明水の水量は特に多いとは感じなかったが、
無味無臭のこの水はくじゅうではなかなか得難い水場だ。
癖のない冷たい水を頭からかぶりのどを潤して元気が戻ってきた。
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南登山道は先の豪雨による崩壊はなかった。
しかし赤土混じりの急斜面は滑りやすい。

瀬音が近くなってくると猪鹿狼寺本堂跡も近い。
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