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大型バスや車がひっきりなしだ。
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スガモリ越の近くで綺麗なミヤマキリシマに出会う。

今年の花付きはかなり良さそうだ。
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スガモリ越

何人もの人がいるが、
さすがにこんな朝早くに登ってくる人は、誰も鐘を鳴らさない。
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北千里から法華院温泉へと向かう。

後から何人かの人影が追いつき霧の中へと消える。
私達はいつもの通り、マイペースだ。
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砂礫の平原にケルンが続く。ガスが薄まって空が明るくなってきた。

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ふと岩場の方を見ると色鮮やかなミヤマキリシマの大きな株が目に付いた。

朝霧にしっとりと濡れ、朝日を受けて水滴が輝く。
時間を気にして先を急ぐなんてことができなくなった。
またまた時間が過ぎる。
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まだまだ綺麗な花がびっしりとついている。
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法華院温泉への岩場の急坂にさしかかると、
時折ガスが晴れて三俣山の岩壁が姿を現す。
するとその岩壁はミヤマキリシマでピンクに染まっていた。

三俣山南峰斜面のこの岩場はゴマドウ岩というらしい。
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法華院温泉
たくさんの人が出発の準備をしていた。
今日はこの温泉も満室に違いない。
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坊がつるへと向かう。
相変わらずガスがかかり、平治岳も大船山もまるで見えない。

緑の草地に黄色い花の群落。近寄ってみてはないがオタカラコウのようだ。
オタカラコウといえばいつも時期が過ぎていて、
枯れかかったものしか見ていなかったことに気づいた。
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ピンクのミヤマキリシマと
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オタカラコウとばかり思っていた。
そーですね。サワオグルマです。

友人からも、このHPを見ていただいた下関のH氏からもご指摘いただきました。
ありがとうございます。
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鳴子川の橋に着いた。

せせらぎの音と、ノリウツギの花?
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坊がつる 色とりどりのたくさんのテント。
キャンプ場の朝は、静かでのんびりとしていて、でも何やら気ぜわしい。

このたくさんの人達も平治岳を目指すのだろうなぁ。
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いよいよ大船山への登りとなった。
あたりはまだ朝霧に包まれている。

霧がかかった森の中の山道を鳥のさえずりを聞きながら登っていく。
大好きな一時だ。
新しく手に入れた超広角レンズを空に向けてみた。
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4〜5合目にさしかかる頃、ベニドウダンを見つけた。

たくさんの花がついている。
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さらにはツクシドウダンの花もあった。

くじゅうには3種のドウダンツツジがある。
ベニドウダン、シロドウダンとこのツクシドウダンだ。
本州・四国はベニドウダンが、九州にはシロドウダンが多いそうだ。
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急にガスが晴れてきた。
雲海が漂う様を見たいと思ったが、みるみる晴れてしまった。
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イワカガミもまだ健在だった。

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大船山の姿が見えだすと段原はもう近い。
たくさんの人が登っていき、また降りてくる。

山頂にはたくさんの人の姿が見えた。
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段原
次から次への人が登ってきて、まるで学校の遠足状態だ。
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くじゅうの山並みを背景に山上のお花畑。

お花畑は自然が作り出した風景。花畑だと人が植えたもの。
自然のものに「お」がつくのが面白い。
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大船山の山頂は晴れ上がったりガスに包まれたりを繰り返している。

私達はまず北大船山へと向かった。
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平治岳とは比べようもないかもしれないが、
一面のミヤマキリシマに我を忘れて写真を撮った。

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平治岳によって北大船山へと登ってきた方の話だと、
やはり平治岳のミヤマキリシマはものすごく良かったようだ。
しかし予想していたとおり人が多いらしい。

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こうして明るめに写真に撮ると、
ミヤマキリシマもやはりツツジだなぁと、
あらためて感じてしまう。

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またガスがかかってきた。

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いつか見た、ピンク色に染まった星生山の北斜面の様子が忘れられなくて、
大船山の本峰へは上がらずに下山し、星生山を目指すことにした。
段原へと向かう途中、白く輝く雲海が綺麗だと思った。

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段原は相変わらず人だかりだった。
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4合目から立中山方面への道に入った。
やや開けたところから北大船山を見上げると、
山頂はピンク色に染まっていた。
山麓の緑が眩しいくらいに鮮やかだった。

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大船山本峰とミヤマキリシマ
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立中山

ここには初めて立ち寄った。
お昼に弁当を開くのにちょうど良いと思った。
日当たりもよく、眺めも良い。
ただ、ここだけを目的としてやってくることはしないだろう。
案の定、誰一人いない。
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白口岳や中岳が高く聳えて立っていた。

ここもまたミヤマキリシマの群生地だ。
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平治岳の山頂はピンク一色だ。
大船山も素晴らしかったが、ここは別格だと恐れ入った。

みんなが平治岳に上がるのも無理はない。
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長閑な坊がつる。

たくさんのテントが点在する坊がつる。
昨夜は遅くまで話し声が続いたんだろうなぁ。
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鉾立峠へと向かう途中、大船山をふり返った。

鉾立峠から白口岳を経由して星生山に上がるというコースも考えられるのだが、
体力的にも時間的にもかなり無理がある。
私達は素直に法華院温泉への道をとった。
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法華院温泉を通り過ぎた。
朝ガスが流れる間にチラと見えた三俣山岩壁の
ミヤマキリシマを再び見ることができた。

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緑の洪水の中の紅一点か?

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北千里へと向かうと、スガモリ越えを目指して降りてくる人たちと出会う。
逆向きに歩く私達は、きっと変人に見えただろう。
しかも後から後からすれ違った。

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三俣山の斜面もピンクに染まっていた。

今年はどの山もミヤマキリシマの当たり年だったことが分かる。
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さすがにここまで来ると足が重くなってきた。

もう少し、もう少しと言い聞かせながら、やっとくじゅう分かれに上がってきた。
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もう人はほとんどいない。
すでに下山した後のようだ。
あたりは寂しいものだった。

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最後の登りと、足を踏ん張って星生崎へと上がってきた。

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友人はしきりと写真を撮っているが、
私はすでにそんな気力はなくなっていた。
それでも、尾根線づたいの山歩きは風も涼しく、見晴らしも良かった。
次第に元気を取り戻してきた。
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