稲星山
赤川〜扇が鼻〜中岳〜稲星山〜沢水

2005年4月3日

photo : T.Maehara

同行者のHP


 

福寿草に続いて春を告げる花、マンサクの花を見ようと計画を立てた。
候補地は佐渡窪、指山、赤川である。
赤川から上がって佐渡窪経由沢水というコースを予定した。

 

まず沢水へと向かう。途中、山際より太陽が昇った。

 赤川の駐車場 停まっているのは1台の車のみ

まず目についたのはアセビの群落だ。
白花が普通に見られるものと思うが、
赤い花をつけるものもあった。

開花したての綺麗な花。

ガスがかかって、早春の山の空気が清々しい。

赤川にはマンサクがあると聞いていたのだが、
どこにもあの黄色い花は見ることができなかった。
このあたりにはないのだろうか?

 

なんという木か名前はわからないが、冬芽が随分と膨らんでいる。

もうすぐ、新緑の季節だ。

雲が広がり眺望は望めない。足下に春の気配を感じながらの登りが続く。

添えがツルから上がったところ、扇が鼻の山麓にはミヤマキリシマの大群落。
一面にピンクの花が咲いたら、それはずばらしいだろうと心の中にメモ書き。

扇が鼻の岩が目の前に。1月に来たときの雪中行が甦った。
雪に足が取られてきつかったぁ!

 


扇が鼻

 だれひとりいない。何にも見えない。

最近この山に来て、いい天気だったことがないなぁ。

ミヤマキリシマに雨滴の輝き

雨滴の中にも別の世界が広がっている。

 


 星生山は今日もその姿を見せてくれなかった。

西千里へとむかう人の姿はまばらだ。

肥前が城へと繋がる道のあたりに水場か?と思って下りてみたが、わき出す水がたまっているのだろうか?

あまり飲んでみようと思えないが、、、
水場のないくじゅう山にあって、
こういう水場も貴重とはいえるだろうが、
汚染されないか心配でもある。

西千里浜

雲が流れる。太陽の姿は隠れてみえない。時折雲の薄くなったところから光が漏れる。

くじゅう分かれより中岳方面へ。雲の向こうに久住山。

御池

いつも思うのだが、この池は干上がったり、溢れたりすることはないのだろうか。

避難小屋

     


     

中岳山頂

大船山の姿は時折見えそうになるのだが、とうとうのその山頂を私達に見せることはなかった。

今日は風も強く寒い。早々に中岳を後にして稲星山へと向かった。

東千里にはまだ残雪があった。もう4月というのに。

稲星山の頂は雲に隠れて見えない。


久しぶりの稲星山山頂 

稲星山はいつもものすごい風が吹き荒れているが、今日もまたすごく冷たい風だった。

と、急にバチバチバチと音がして霰が降ってきた。
横殴りの風と霰が顔に当たって痛い。

稲星越に向かうつもりがだんだんと南の方にずれていた。

霰の襲撃にフードで顔を隠しながら軌道修正する。

4月とはいえまだまだ厳しい山お天気である。

 


稲星越
霰が岩の上で跳ねて踊る。

当初の予定では白口岳を経て鉾立鉾立峠へ下り、
佐渡窪のマンサクを見て戻るつもりだったのだが、
急遽沢水へと下ることにした。

イワカガミにも霰が積もっている。自然の厳しさを思い知らされた。

岩場を下るとマンサクの花。

お目当てのこの花にやっと巡り会えた。うれしい。

相も変わらず霰が降りしきる。

しかし向こうの山肌に黄色い花が、、、、マンサクだ!

涸れ谷を下るようになると、所々にマンサクの花が咲きほころんでいるのが見える。

めっきり少なくなったとはいえ、人があまり来ないところにはあるんだと感激した。

雲が切れ青空が見えだす。
葉を落とした山を黄色く染めるマンサクは、青空によく映える。
「まず咲く」とはよく言ったものだ。
昔の人たちもこの黄色い花を見て、春の到来を実感したのだろう。

稲星山の山頂はなだらかだが、その下は険しい岩場だ。

人を寄せつけない険しい山容に、くじゅうのまた違った姿を見た。

花のくじゅう。

マンサクが咲く山、くじゅう。

マンサクの花はよく見ると花びらが縮れて広がる。あまり綺麗とはいえないのだが、、、

冬枯れの木々の中にあって、このように一面に咲きそろうと見栄えがする。

 


 

沢水の森の中。

 ゾウ足の大木。岩をまたいで生きるその姿は力強い。

ヤドリギの着いた木。

上を向いて歩くといろんなものが見えてくる。

足下にはバイケイソウの芽吹き 

春がもうすぐそこまで来ている1

山の厳しさにおののいた今日だったが、
期待通りのマンサクの花に出会えて、本当に良かった。


記憶に残る光景。マンサクの花咲く山。

 


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