仰烏帽子山
椎葉谷川〜展望台〜仰烏帽子山〜仏石

2005年2月27日

photo : T.Maehara

同行者のHP


 

 友人と一緒の山行きは今日が初日となった。

天気予報では今年一番の冷え込みと言うが、去年のように雪で埋もれていないか、ちょっと心配だ。

 

山江SAにて待ち合わせ


SAの電灯とありあけの月

  

 


国道445号線を北上し、途中より橋を渡って対岸へ。
四浦トンネルを過ぎ野原橋を渡ると、左へ仰烏帽子山の案内。
五木の山々が迫り、椎葉谷川の流れが目にはいる。
早くも心は夏の沢歩きへと誘われる。

 

登山口には5〜6台の車があった。

スギの植林地を抜けると快適な山の散歩道。所々に雪が残る。

しばらく行くと「牛の鼻ぐり岩」がある。ここを抜けると良いことがあるらしい。
さっそく友人がくぐった。地面が濡れていて、汚れてしまったようだ。

 

     

森の中はご覧のように真っ白。

ただし、さほど寒さは感じられない。森の中だけあって風がないからだろう。

立派な案内板

沢づたいに山頂へと廻った。

案内によると福寿草の他にカタクリやヤマシャクヤクもあるとのこと。
初夏の新緑、秋の紅葉も楽しめるらしい。

 

今まで仰烏帽子山には、元井谷から福寿草の時期だけしか来たことがなく、
この山の別の姿を知ることができた。

 


沢づたいに雪をかぶった岩場の道を慎重に登る。所々滑りやすい所があるが、アイゼンは不要だった。

昨夜の寒気で沢の流れが凍り、つららが着いていた。
しばらく写真を撮りながら、冬の終わりを惜しんだ。
そして迸るしぶきに春の到来を確かに感じることができる。

 

氷が融け水量が増した沢の流れ。
きらきらと春の予感。

迸る水しぶきが凍ってできたガラス玉

新緑ではなく岩肌の苔の緑を映してるのだろうか。

小さな水流が幾筋も流れ落ちる。
みるみる氷は小さくなって、やがて沢の流れは活気づく。

5月の新緑の季節も素晴らしいに違いない。

 


展望台からの眺め。

遠くに霧島連山の姿。

超望遠レンズで霧島の山々を捉えた。

右は韓国岳、一番左は夷守岳だがすぐ右には高千穂峰が見える!

高千穂峰をクローズアップ

ここからもその秀麗な姿が確認できた。
また今年も霧島へ行こう。

人吉盆地の遠景。光っているのはビニールハウスか?

展望台を後にして山頂を目指す。急な斜面にまっすぐに伸びたスギの林。
ここの杉林はよく手入れが入っていて、見ていて気持ちが良い。

 


 

仰烏帽子山山頂

    

山頂にはまだ霧氷が残っていて、花見の登山客に望外のプレゼントだった。

もう融け始めている霧氷だが、陽に照らされて美しく輝いていた。

小枝に着いた霧氷の痕跡

 


 

山頂を後にして仏石へと下る。

 杉林の中で出会った枯れた木。

どこか悲しげ、お手上げといった風にも見える。

印象的な巨樹。2本が寄り添って1本の大きな木と化してしまっている。

 

 

仏石から上がった山の頂

 

まだ2月。花の具合はまあまあか。
後2、3週間もするとここら一体は福寿草の花でいっぱいとなる。

相変わらずロープの中に入って写真を撮っている人がいる。
こういう人は決まって60歳以上の人だ。若い人でこういう姿は見たことがない。

同じくカメラを持つ一人として恥ずかしい思いをする。

 

今年も会えた福寿草。福寿草にしろカタクリにしろ 、
写真にすると意外とつまらなく写ってしまう。難しいものだ。

たくさんの人に見つめられて大切に守られている。
今年もまたその姿を見ることができた。

感謝です。

 


 

今年最後の霧氷。 

 

今度は知人を連れて、再びこの山に来る予定だ。


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