大船林道
吉部〜暮雨の滝〜坊がつる〜大船林道

2005年2月13日

photo : T.Maehara


 

 天気予報は今一つだったが、寒波がまた来ているというので、
吉部から坊がつるへと出かけてみた。

やや遅めに家を出発して車を走らせていると、友人からの電話のベル。
すでに牧ノ戸に着いているという。
こちらが牧ノ戸に着くにはまだ時間がかかるため、別行動ということになった。

 

しばらくして北外輪山に上がると、すでに太陽は顔を出していた。
牧の戸はガスがかかっているということであったので、
朝焼けの空模様を眺めながら、ゆっくりと向かう。

 

 空のグラディエーション

野焼き前の牧草地が朝日に照らされて、赤みを帯びた。

牧草のロールが点々と並んでいる。

 

ゆっくりと朝の光の変化を楽しみながら、いつの間にか牧の戸を越えて長者原へ。

 


葉を落とし明るい林の中の急坂を上がると、一息ついた。

 曇り空でモノトーンの世界。

落ち残った茶色の葉が唯一のカラーである。

 

鳴子川の瀬音が大きく聞こえていた。
もうすぐ暮雨の滝分岐だ。


 

暮雨の滝

まだつららが残っている。しかし寒かった冬も、もう終わりに近づいていた。

滝のしぶきを受けてできあがった氷の芸術。

しかしやや融けかかっているようだ。
融けている部分もある。

陽があたらないところのつららはまだまだ鋭く伸びている。

滝の流れを高速で止めてみた。つららも一緒に画面に収めた。

滝の流れはどこも同じように見えたが、、高速シャッターを切って後で見てみると、
しぶきの具合がこうも違う。不思議なものだ。肉眼では見えないものがあるとあらためて感じる。

 


木の根元の雪が真っ先に解けて穴があく。「根開き」という。雨水が集められて根元に集まるせいだろうか?

坊がつるの入り口

鳴子川とアセビ

鳴子川のせせらぎには、もう冬の気配はなかった。

平治岳とまだ雲仁覆われた大船山

三俣山の麓にはアセビの群落があって、その花芽が赤く冬景色に彩りを添えている。

枯れススキとアセビ、それにまだ冬枯れの木立と僅かに残る雪。

春を待つ坊がつる

鳴子川の輝きも増してきた。

ようやく雲が晴れてきて、くじゅうの山々の姿が一望の下に。

三俣山 先週までの冬景色はどこに?

くじゅうを愛する山人が恋い慕う山、大船山。

 


 

坊がつるに別れを告げて帰路につく。

 

今日はやけにアセビの赤い色が目に付いた。

整然と並ぶ木立。厳しい冬の寒さもようやく緩んできて、冬芽の膨らみもいっそう増すに違いない。

鳴子川に架かる橋の上。

これより大船林道へと進む。

残雪が残る自然林

大船林道で印象的な所。

雪解けの道

ヤドリギの着いた木と、曲がりくねった枝振りの木が出迎えてくれた。

根開きの林に春の兆しを思わせる陽の輝き

 所々に大木の姿

1週間という間に、すっかり冬らしさが消えて、もうすぐ春が来るんだと感じた一日だった。

 


 

坊がつる 

 

 


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