木立の間を縫うように山道が続く。
相変わらず雨が降り続く中、完全な雨装備に包まれて歩く山道も悪くないと思い始めた。
身体が濡れないということが、快適さの条件だと実感する。
しかし降りしきる雨の中カメラを出すのが躊躇される。
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梢にぶら下がるジョロウグモを発見

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ミズヒキ

すでに花の時期は過ぎている。
少し雨が止むと、こうしてカメラを出して写真を撮る。
山歩きをしたかったのか、写真を撮りたかったのか?
欲張りな私たちは、このどちらも楽しみたいのだ。
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次々とキノコを発見。

名前は皆目分からない。ぞろぞろキノコ図鑑を買うべきだろう。
キノコを見つけると写真を撮りたくなる私としては、、、ネ。
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立ち枯れているのか、びっしりとついたキノコ。そのうちこの枯れ木を土に返していく。

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杉木立の中の道が続く。霧があたりに漂い、あるのは静寂のみ。

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台風で落ちたスギの小枝が一面に散乱する。

すでに茶色くなったもの、黄色いもの、まだ緑色したもの。
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蛤水道源流への分岐点。源流へと向かった。
分岐点より400mとある。
また、坂本峠より蛤岳まで4.1km、
蛤岳から背振山までも4.1kmである。
しめて9.0kmの道のりとなる計算だ。

コンクリートの水道に、音を立てて水が流れている。
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水の確保は米の生産量、ひいては命に直結する。
熾烈な争いがあったのだろうと昔のくらしに思いが馳せる。

しかしこの地球だって人口の増大、温暖化による砂漠化など、将来の水不足が懸念される。
水を巡って血が流されないように何か知恵はないものだろうか。
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水路脇にはオタカラコウがまだまだ元気に花を咲かせていた。

このあたりにはたくさんの花が自生している。
季節ごとにいろんな花が咲きそろうのだろう。
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オタカラコウ 
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アザミとアケボノソウ
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蛤岳山頂

山頂の「ハマグリ」岩の上より、佐賀平野を望むと下界は晴れているようだ。
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雨滴が垂れる林の中を歩く。

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これは何の花?
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スギの葉に着いた雨水の滴が、やっと差した陽の光に照らされてきらきらと輝いて見えた。
なんてことはない景色だけど、雨中の山行きだったせいか、心に煌めいた。
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日が射し込み、木洩れ日がさす林の中は、たくさんの落ち葉に埋もれていた。

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またもやキノコに覆われた切り株を見つけた。

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自衛隊のレーダー施設あたりまで来ると、空は明るさを取り戻していた。
雨水をたっぷりと吸った木々の黒い幹、濡れて輝く木の葉。
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たっぷりと露出補正して撮った。
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自衛隊の施設の脇に丸太でできた長い遊歩道が通っていた。
濡れて滑りやすいがどろんこにはならずにすんだ。

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森の中の散歩道。日が射して気持ちよい山歩きとなった。

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またまたキノコ発見!
寄って、見上げてみる。キノコの傘の裏面がみずみずしい。
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青空がとつぜん広がった。秋風が吹いた。

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緑はなんといっても光がさしてこなければ輝きださない。

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台風で痛んで随分と葉も落ちてはいるが、
これからの気候次第では、紅葉も楽しめるかもしれない。

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