歩き慣れた道すがら、秋の花が余韻を残していてくれた。
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季節はずれのミヤマキリシマ
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アキノキリンソウもまだまだ健在だ。
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マツムシソウにもお目にかかれた。

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ジョロウグモはまだお目覚めにはなっていないようだ。
雨に濡れてピクリとも動かない。

草が生い茂って近づきにくかった。
後から見るともっと近づいて撮っていれば良かったなぁと思うことが多い。
これもそうした1枚だ。
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雨に濡れたアセビにのたくさんの赤い実が、朝日に輝いていた。

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フクオウソウにも水が滴っている。
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いつの間にか星生崎へと辿りついていたが、相変わらずガスが晴れない。
今日は一日中こうした天気なのだろう。
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避難小屋の隣に建設中なのはトイレだという。環境に配慮したバイオ処理のものになると思われる。

避難小屋はそのままらしいが、
このガスでヘリが近づけないのだといっていた。
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中岳方面へと足を進めると、草紅葉のような色合いの草原が朝日の中に浮かび上がった。

硫黄山の火山ガスの影響で変色したものではないだろうか。
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うっすらと空が明るくなったかと重うとまたガスに覆われてしまう。

空池の畔から天狗が城へと向かった。
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天狗が城
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時折ガスが流れて御池が見えそうになるのだが、、、
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なんにも見えない。そうそうに中岳へと向かった。
ふり返ると天狗が城の姿もガスの中であった。

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スーとガスが晴れて目の前に中岳の姿が浮かび上がった。
誰もいない。

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中岳山頂

強い風が吹き付け、視界は利かない中岳も単なる通過点となった。
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東千里浜
数人の山行き人とすれ違う。静かな山歩きとなった。
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リンドウの花がかなり目立つようになった。
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写真を撮りながら進む。次第に時間を感じなくなっていく。
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灌木の中でひっそりと咲くアキノキリンソウ

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ガスがあたりを覆い隠す。時折うっすらと姿を現す景色は何とも幻想的だ。
東千里もかなり奥まってきた。
この先には白口岳があるはずなのだが、奥の方は何も見ることはできない。

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稲星越
ガスに埋もれたリンドウの姿

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白口岳への道も分かりにくくなっている。
方角だけが頼りで進むとうっすらと白口岳の姿が確認できた。

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セリ科の一種と思われるが名前は知らない。下から覗くと不思議な感じがした。

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白口岳に到着。
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相変わらず展望は全くなかった。
強い風が吹きつけている。岩陰で風を避け昼食をとった。
再び力が戻ってきた。
今日の目的は白口岳のリンドウだ。
ファインダー越しにしばらくリンドウの姿を楽しんだ。
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ハナアブ、なかなか顔を上げなかった。辛抱強く粘ってようやく撮れた。
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お気に入りの1枚。周辺がやや煩わしいが、野に咲く様子が出ていると思う。
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稲星山方面

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一瞬ガスがきれて大船山の姿を見ることができた。素直に嬉しい。

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稲星山
稲星山の山頂はいつも強い風が吹き荒れている。今日もものすごい風だった。
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神明水の鞍部

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久住山へ上がってもガスと強風だけと思ったら、自然に足が右へと向かっていた。

正面は中岳のはず。まっすぐ進みやや右へ道が曲がるところ、
東千里へとつづくあたりで左へと向かった。この先は空池があるところだ。
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かすかな踏み跡があるが、ほとんど人が通ることはなさそうだった。
次第に岩場となった。岩の上を飛び移りながらの前進となった。
空池を挟んで今日来るときに辿った道が正面に見えてきた。

空池の縁まで進み左へひと登りすると九重別れに出た。
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天狗が城はまだガスの中だった。
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避難小屋から阿蘇方面を眺めた。猛烈な風が吹き上げている。

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もう少し視界があったら星生山を巡って登るはずだった。
帰りもまだ星生山はガスの中だ。肥前が城へ寄り道してみることにした。
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突然丸い巨岩が現れた。かなり前にここを通ったことがあった。かすかな記憶が甦ってきた。

星生山の稜線はガスの中だ。
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肥前が城 
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今日はついに一度も久住山の姿は見ることができなかった。

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雲が上昇すると下の方がかすかに見通せた。

好天だったら言うことなしなのだが、いいお天気ばかりが山ではない。
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ヤマラッキョウの花が咲くと、秋ももう深い。山の秋は足早に過ぎていくものだなぁ。

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ホクチアザミもまだ見ることができた。

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下山する頃になって空が晴れてきた。星生山の姿をふり返った。

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星生山の西斜面
山肌はうっすらと秋の色が始まっている。

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鍋谷も色づき始めている。
台風の影響でかなり木が痛んでいる。今年の紅葉ははたしてどんなものだろう。

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