久住山・星生山
赤川〜久住山〜星生山〜扇が鼻〜赤川

2004年7月11日

photo : T.Maehara

同行者のHP


 

日曜日の楽しみである山歩きは、雨だったり、台風が近づいたりでお預け状態だった。
やっと好天が見込まれる天気予報に、早朝より久住山を目指した。

南側からの登山道でまだ辿ったことのないルートのひとつ、赤川から登ろうと前々から心に決めていた。

 

 


まだ6時前というのにすでに何組もの人たちが登る準備をしていた。

 

 

扇が鼻への分岐を確認して進む。硫黄泉の鼻を突く匂いがしてくる。
沢があって硫黄冷泉が目に入った。こういう雰囲気は九重山のイメージとしては今までになかったものだった。

 

雲が晴れてきた。砂防ダムが続いている。すでに緑は夏の色をしている。

 

林道から自然林の中の急坂を登る。灌木帯となって空が見えだした。
冷たい風が首すじをなでる。あ〜きもちいい。


だんだん高度がましてくる。
 

九重山頂が見えた!

 

こちら側からみる久住山の姿は険しく荒々しい。

 

久住山の影を映して聳えるは肥前が城だ。麓から見上げるその姿からは、上のなだらかな大地は想像できない。

 

雲が流れて一気に夏空となった。

 

ノリウツギの花はこれからだ。しかしみずみずしい葉っぱは虫食いはまだなく、
花は薄いクリーム色。独特の匂い。
また九重に夏がやってきた。

 

こちらの登山道には花は少ないが、ここにもあったヤマアジサイ。みられて嬉しい。

 

どんどん登ると、久住山直下の岩峰が迫ってきた。ここから東側へと道は巻いて登る。

 

高度がまして見晴らしも良くなった。扇が鼻と同じ高度に達したようだ。山頂は近いぞ!

 

山頂にはすでに何人かの人影が。

 

山頂直下の岩場から、残りを惜しむかのように見渡した。雄大な眺めに足が止まる。


 

九重山頂

今日はどういう訳かあまり人がいない。まだ時間が早いせいだろうか?
久しぶりの好天なのにねぇと思いつつ、人が少ないのは本当はとても気持ち良いものだ、とにんまり。

空気はやや霞んではいるものの、緑の九重連山の眺め。
ここ九重には良く来るのだが、久住山山頂に立つのは久しぶりだった。

今日の星生山の噴煙はいつもより活発だ。

これから向かう星生山。星生山が解禁となって、九重の魅力は格段にアップしたと思う。

登り口の赤川を見下ろすが、駐車場は山頂からは見えないようだ。


砂防ダムが谷間に突き刺さっているように見える。ちょっと痛々しい。

 


久住山を後にして星生山へと向かう。


草台地の向こうに天狗が城と中岳。

ちらほらと久住山を目指して登る人の姿。

星生崎の上にすじ雲がかかる。風が吹き抜ける。

 


 

星生崎から久住山をふり返った。本格的な夏の到来だ。

三俣山の緑の頂きが目に飛び込んでくる。奥には平治岳。
次は三俣山だと思った。

西千里浜にも人影はまばらだ。
団体の嬌声もきこえない静かな山歩き。うれしい。

星生山の東半分は険しい岩場の連続だ。

山頂にはやや多くの人影。


 

星生山

まだ時間は早いが昼食をとることにした。
考えてみると、星生山山頂で昼食を取るのは初めてだった。

硫黄山の噴煙。緑の大地のすぐ脇でマグマのエネルギーが吹き出している。

西の端まで稜線を辿ると、

今年初めて出会うシモツケ

ハナアブも忙しそう。
(ハチと思ったが、羽が2枚しかなくハナアブである)

ノリウツギのクリーム色した花は今からだ。
花がもっと開いて満開の時期になると花は白く見えるようになる。

西千里浜の西側の窪地は水が貯まって地塘となっている。
その脇にはコバギボウシが花を咲かせ始めていた。

イブキトラノオの姿も。

扇が鼻分岐近くの沢にはノハナショウブの姿が。
まだまだ蕾もたくさん残っている。花の痛みもなくこの時期が一番綺麗な時だ。

扇が鼻への登り道を辿るとヤマブキショウマ?の花が風に揺れていた。


ヤマブキショウマ

クサボケの実。意外と大きい。 


 

扇が鼻

家族連れのグループが楽しそうにお弁当を広げていた。小さい子供の姿がかわいらしい。

 

私たちはそうそうに下山することにした。
これから向かう赤川への斜面を見下ろした。

九重の山々に別れを告げる。


 

添ガツル

時折見かけるシライトソウ 

キスゲ

岩井川岳にはキスゲのお花畑があるというが、、、、

アザミの花には先客が、、
こっち向いて、はいパチリ!

 

久しぶりの山歩き。
今日は充分に歩いた。しばらく遠ざかっていたので体力が心配だったが、
ゆっくり歩き、荷を軽くしたせいか元気に山を下りることが出来た。

下山後、赤川温泉に入った。滝見の露天風呂は先で女風呂と繋がっているのにびっくり。
紅葉の季節、雪景色も素晴らしかろう。

 

暑い夏山の魅力は高原の涼しい風と、たくさんの花達に会えることだ。

   


 

魅力たっぷり、ノハナショウブ。

来週は雨が池にノハナショウブを見に行こうと決めた。


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