黒岩山〜上泉水山

2004年6月6日

photo : T.Maehara

同行者のHP


 

今日は久住山の山開きで、今年は大船山らしい。

私たちは山開きとは関係なく星生山のミヤマキリシマを見るために、
大曲からスガモリ越えで九重山頂に上がり、星生山を経由して下る予定にしていた。

あいにくのお天気で出発時にはガスがかかっていた。

霧雨とガスで何も見えない中スガモリ越えを目指す。
友人は昨年このあたりで白いミヤマキリシマを見たといっていた場所でも、
今年は全体に花付きが悪く見つけられなかった。

 


スガモリ越につくと先客の団体が小屋で待機中であった。

私たちもしばらく様子を見ていたが、意を決し先に進んだ、、、
ところが雨交じりの強い風に負け、とうとう引き返すこととした。

待機中だった大勢の人たちもすでに下山していた。

 


 

大曲に戻って見上げると、黒岩山方面の空に青空が広がっているのに気づいた。
せめて朝風呂を楽しんで帰ろうとも考えていたのだが、
急遽、黒岩〜上泉水山へと向かうことにした。

 

 

歩き始めるや忽然と、私たちを祝福するような虹が現れた。

登りながら三俣山方面を見る。雲がすっぽりと三俣山を覆いながら流れていく。


 

山頂のミヤマキリシマはまだ痛みもなく綺麗なままだった。

花付きはあまり良いとはいえない。

 

雨に濡れた表情が可憐だ。

 

黒岩山の人出はまだ多くはない。

 

牧ノ戸方面

沓掛山の山頂が雲に洗われている。

雲が湧き流れていく。気流の動きが生き物のようだ。

 

阿蘇方面は青空が見えて、高原の朝らしくなってきた。
阿蘇五岳は見えそうで見えなかった。
牧の戸から沓掛山に連なる長い列が印象的だった。

 

友人が持ってきてくれたノンアルコールのビール(ありがとう1)でのどを潤し、
一息ついたのち上泉水山へと向かう。

 


上泉水山の山頂はガスがかかっているがまずまずの日差し。

私はこの山のこの尾根づたいの道が大好きだ。
広々として清々しい。九重連山の眺めも素晴らしい。

 

所々ミヤマキリシマの群落があり、6月の九重らしい気分に浸る。

雨に濡れて輝くピンクの花。

 

大曲の上はまだ厚いガスに覆われていた。

すでに濃くなった緑が鮮やかだ。

 

途中の岩場の上に立つ。
今日は予定が変わって時間的にも余裕があり、
ゆっくりとした気分で眺めを楽しむことが出来た。

 岩場直下にはコケモモの花が見られた。

イワカガミは花をつけているものは見つからなかった。
まだ早いのは、遅いのか、はたまた花付きが悪いのか。

 

見上げると青い空にすじ雲が浮かぶ。
気分が高揚する。

 

上泉水山手前の岩場で見かけた花。


調べてみるとツクバネウツギ(スイカズラ科)だった。

 ウツギというとユキノシタ科のノリウツギを思い浮かべるがまったく別物だ。
和名では植物の種類はわからない。

 


 

上泉水山で昼食をとる。


長者原にはたくさんの車の姿があった。

どんよりとした雲が長者原の大地の上に覆い被さっている。

再びもと来た道をもどる。楽しい尾根歩きをたしかめながら。

 


  

新緑の山の上にひこうき雲

青空がやけに眩しく感じられた。
 

牧の戸を見下ろしながら下っていく。

今日は予定外のコースとなったが久しぶりの黒岩・上泉水山のハイキングロードを密かに喜んだ。
 


 

緑の灌木の間を縫って続く道


 


|もどる|