九重黒岳
ガラン台〜

2004年3月20日

photo : T.Maehara


曇のお天気の今日、久しぶりの黒岳に行くことにした。
前回は男池からだったので、ガラン台から登ることにした。

登山ガイドなどで調べてみるが、
林道のどのあたりまで車で行くことが出きるのか判然としない。

瀬の本から岳麓寺への道を過ぎて「大船、黒岳登山口」の標識からはいる。
この先にゲートがあるにはある。が、現在は使われていないように見えるため先へと進んだ。
三叉路となったところに登山ボックスと車を置き停めるスペースがあり、ここから登り始めることとした。

 

ここより左へはいる。

古ぼけたゲートをひとつ過ぎると三叉路となる。
右は今水、左がガラン台へと続く道。

 


 

長い登り道をため息をつきながら登っていくと見晴らしが良くなった。
今日は時間はたっぷりあるし一人ということもあって写真を撮りながらゆっくりと高度を稼いでいく。

祖母山は雲に隠れて見えない。遠くに見えるのは外輪山の東側のようだ。

 

枯れ大地の灰色の中にポツリポツリと緑の灌木が茂り、かろうじて彩りを添えていた。

 

 

さらにどんどん登る。

 

 

朝靄に霞む景色

何度も右へ左へとくねる道を登り詰めた。
かなりの高度である。ここまで登るのも一山登りだ。

 


 

最後の曲がり道にさしかかると目の前に大船山が迫った。

ここまでガイドブックにはゲートが3つとあったが、2つしか気がつかなかった。
しかもゲートはどれも開いていた。

 

ここまで1時間ちょっとかかった。いつものことだけど時間がかかりすぎ?

 ここから左が柳ガ水とある。

 

ここはガラン台の登り口だ。ちゃんと駐車場完備である。
もしここまで車で来ても良いのならずいぶんとラクチンなことだろう。

 

目の前に黒岳の姿が現れた。

曇っていてすっきりしないがここまで登ると後は風穴までは楽しいハイキングコースだ。

 

 ネコヤナギ

 

 たったひとりぼっちの道。

 

 

昨年つけた松の実が大きくなってきている。

 

 

途中より左へとはいる道の標識があった。

 


 

横道へはいってすぐ、柳ガ水からの道にであう。ここを右へと進路を取る。

 今水への分かれ道

 

 

芽吹いたばかりの木の芽が輝いていた。

 

 

こういう木の芽の輝きを見ると心も弾んでくる。

 

 

さらに進むと次々と標識が現れるが、ひたすら黒岳方面へと進む。

        
 

 

倒木や岩に枯れ葉が積もり苔がびっしりとついている。


岩がゴロゴロとした所になると風穴も近い。

 


 

風穴についた。所々に氷も残っている。

 

休息をとっていよいよ黒岳への急騰が始まる。

 時折、大船山の方を眺めながら息を整えた。山肌はまだ黒々としている。

 

 かなり崩落が進んでいて足場が悪い。キノコのついた木を見ると、つい写真に撮りたくなってしまう。

 

登り道に喘いでやっと天狗の別れについた。

そろそろお腹も空いてきたが、先ずは天狗岩へと進路を取った。

 


 

天狗岩(1556m)の上から

 登ってきたとき2人の先客。

前回来たときも思ったが、ここへの登り道は足場がずいぶんと悪い。
黄色のマークがついているところもかなり恐い。 

 

大船山の威容が眼前に迫る。雲が流れる。

 

 

双耳峰の由布岳が雲の上に見えていた。登ってきた甲斐があったというものだ。

 

反対側には祖母山の姿がクッキリと見晴らせた。

 

お腹も空いてきたが、ここは何とも足場が悪い。高塚山まで行くことにした。


 

高塚山山頂

 4、5人の先客。彼らもここで昼食の準備中だった。

 

 

 天狗岩

 

 

三俣山と平治岳

黒岳からの定番の風景。

 

 

   

大船山の姿は何処から見ても迫力満点だ。

 


 

昼食をさっさと済ませ下山。

冬芽の赤い色が目に付いた。

 

いよいよあと1月もすると、この山にも新緑の季節がやってくるぞ! 待ち遠しい。

冬芽の梢を愛でて写真を撮る。


 

再び風穴へ。ガレ場の下りはかなり膝にここたえた。

 

ガラン台へと足早に戻ることに。

倒木についた苔は見た目にはもっと明るく緑輝いているのだが、写真にすると色が記憶色とは異なってしまうのはなぜだろ?

 

倒木についたキノコと苔をクローズアップ!

 

森を抜けると早春の木立が印象的だった。

 


ガラン台登り口への横道が分からず柳ガ水まで来てしまった。
一体何処からはいるのだったのだろう????

 

 柳ガ水 右へ行くと大船山

 

有氏道路の標識にしたがって左への道を進む。

 

黒岳や大船山は雲がかかって見えなくなった。 

 

 ガラン台の駐車場へと飛びだした。

 

 

朝登ってきた長い坂道を今度は下る。
疲れた足には長い下りの舗装道路はもうやめてくれと叫びたくなる。

 

 

木の芽のはじけるのはもう少し先のようだ。

 

ふり返って見上げるとガラン台の高いこと!

 

 

この坂を下って折り返すと車を置いたところだ。もうすこし、、ガンバロ

 


 

まだまだ春らしさはなかったが、春の兆しだけは感じることができた。

これから山は、日一日と春らしさが増していくことだろう。
晩秋の茶色から冬の白、そしてこの時期の灰色、、、そろそろ新緑の緑と花が恋しい。


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