星生山

牧ノ戸峠〜星生山〜扇が鼻〜瀬の本高原

2003年 7月27日

photo : T.Maehara

同行者のHP


 

いつになったら登山禁止の規制が解けるのかと待ちわびていた。
やっと規制がとれてさあ登るぞと喜んだのものの、
お天気が悪い日が続き鬱々としていたこの2ヶ月であった。

初めて登る星生山だからこそ、青空の下で登りたいと願った。そしてその希望がやっと叶えられた。
やはり山容といい、展望といい、星生山は九重連山の中の1つの秀峰ではあると感じた。

 

沓掛山途中より


うっすらと雲海がたなびき、遠く由布岳の双耳峰が浮かんでいた。

 


登山道わきには夏の花々が咲きそろいつつあった。
ヤクシマホツツジ、ワレモコウ、ウツボグサもあった。
フクオウソウはまだこれから、ホクチアザミはまだ蕾状態。

 


ヤクシマホツツジ


ワレモコウ

花が反り返り独特の形をしている。
いつも同じところで見ることのできるのは嬉しい。

まだまだこれからだ。
9月には真っ赤な花が目を楽しませてくれることだろう。

シライトソウが2本仲良く並んで夏空を見上げている。

夏高原らしい景色。 コバギボウシが今盛りだ。

  
山肌にびっしりと咲いているのはノリウツギ?

扇が鼻分岐手前で、 
ちょうど見頃のヤマアジサイが出迎えてくれた。 

年によって微妙に時期がずれるのだが、 
今日は本当に少しの痛みもない状態で 
見ることができて感激だ。 


ノリウツギのむせるようなかおりに包まれて登っていく。
左手には今日の目的地の星生山が。待ちに待った星生山に胸が躍る。

 


 

扇が鼻分岐にて。


今まであった立入禁止の立て札がはずされている。
ここより左に道をとって星生山の西のこぶを巻いて上がる予定だ。

ここからは未踏破の径。今まで見たことのない景色のはずだ。


ここの湿地帯にも初めて足を運んだ。ずっと雨続きだったせいでいくつもの池が姿を現した。
その周りにはコバギボウシの群落があった。


地図ではこの岩場の左を巻いて登るように道が描かれているが、実際は右側に道が続いていた。

    
岩場を過ぎて見晴らしが得られるところからは、湿地にたくさんの池があって驚かされた。
いろんな植物があるのだろうけれど、今日はあまりたくさんは見られなかった。
もう少し丹念に歩けばあるのかもしれない。

 ふだん通っている道が高速道路のように見えるのが面白い。
ケルンが点々と続いているが、登山客も点々と続いていた。

クマザサの道脇にはママコナが咲いている。

 


 

久住山の向こうには雲海が広がり、西千里の緑なす草原が美しい。
この風景は初めて目にするものだ。単純にそれだけで嬉しい。

北側はスガモリ峠へと落ち込み、硫黄山の噴煙が地鳴りを伴って吹き出している。圧巻だ!

皆この光景を目に焼き付けているようだった。

星生山の西側は草台地だが、ここより東側は岩場の尾根づたいとなっている。
ここからさらに星生崎まで辿る。


ここからの尾根づたいの道は起伏もさほどなく、しかも見晴らしが素晴らしい。
九重山塊の中心部に位置して、ほとんどすべての山々を見晴らすことのできる。
九重連山きってのビューポイントだ。


星生崎手前から西千里が浜を眺める。左奥に帰りに辿る予定の扇が鼻が見える。

コケモモの実

ノリウツギの花


星生崎下の避難小屋へとおりた。
ここでUターンして西千里が浜を通って扇が鼻へと向かった。


いつもここを通ると見上げ、写真に撮らなくてはいられない光景。
今日は雲の量も適度にあっていい感じだ。


柱状節理の岩塊の下を通るとき、いつもこの岩がくずれ来そうな気持ちになる。


道づたいに出会った花達。

これから九重の山ではいろんな花が咲きそろっていく。

この花達に会いに来る人もたくさんいるだろう。
私のその中の一人だ。

 

 

 

 ノハナショウブ

シモツケソウ 

 
イヨフウロ

扇が鼻分岐から扇が鼻へ繋がる道は、この時期まるで花公園だ。

 
イブキトラノオ

 

 

 サイヨウシャジン

シュロソウ 


扇が鼻の丘の上には綺麗なシモツケソウの花を見ることができた。

 

 

 ママコナ

オカトラノオ 


ノハナショウブもまだ綺麗な株が残っていた。
最盛期は梅雨明けの1週間前だと思う。

気の早いマツムシソウもあった。 


扇が鼻頂上で昼食をとり、一息つくとガスが出てきて見晴らしが得られなくなった。

ここから長い稜線をつたって瀬の本高原へと下った。
このコースは初めてだった。


岩井川岳へと向かわずにまっすぐ下る。
遙か下に三愛のレストハウスが見え、みんなの口からため息が漏れた。

自然林の中をひたすら下る、下る。
太股が張り膝も痛くなってきた。
帰路でくたびれてしまうのはいつものことだけど、
どうにかしなくっちゃなぁ。


  

下山して長者原へと向かい、ヒゴタイの花を見に行った。
まだ花は小さかった。1〜2週間もすれば見頃となるだろう。

 


それにしても面白い形をしているなぁ。

 


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