白口岳
沢水〜稲星越〜白口岳〜鉾立峠〜朽網分れ〜沢水

2002年 9月 8日

 photo : T.Maehara

同行者のHP


本日のルート


沢水の展望台から稲星越えへと直登し白口岳を目指す。
帰りは鉾立峠から佐渡窪を通って朽網分れへと出る予定だ。

 


沢水の展望台から延びる道

程なく右へ稲星山の標識

ここを右へ下りていくと水の流れがある

 

実は一月ほど前にも、ここへ来たのだった。
その時は光の関係からなのか進行方向が
東へ東へとふれているような錯覚がして、
とうとう不安感から登頂を断念したのだった。

そして本日、友人について来てもらい再挑戦ができたのである。

 


水場手前の坂道で、樹間から目指す稲星・白口の頂が見えた。

お天気はいまいち、雲がかかっている。

赤い実がなっていたが、何の実だろう。


 

出水平では知らない花の群落に圧倒される。
これは調べてみるとオオマルバノテンニンソウ(大丸葉の天人草)というらしい。

     

九州ではツクシミカエリソウといい、四国ではトサノミカエリソウというのだそうだ。
この両者が同じものなのか亜種なのかは分からない。

見返るほどの美人草かどうかは、好みの問題というほかない。

 


  
涸れ谷を遡りはじめる。岩がごろごろしてやや危険なところだ。
牧の戸からの登山道では味わえない荒々しい九重の姿があった。

 

岩に張り付いたスギゴケ

 

    

左はフクオウソウだが、

右はツクシコウモリというのだそうです。(友人から)

いつも教えてくれてありがとう。

 


鳴子山の岸壁の下の岩場の涸れ谷に入り込んだ。
途中で左に入らなくてはならなかったのだが、うっかりしたのだ。
入り口が分かりにくい。

入り込んだついでに鳴子山の岸壁と遠くに輝く稲星山の山稜を目に焼き付けた。

二度とここへは入り込まないだろうと思って、、、、、

 

 


そろそろ足が痛くなってくる頃、やっと傾斜が緩み稲星越へと飛び出した。

左の稜線は稲星山、正面天狗が城、右が九重最高峰の中岳。

 

そこはリンドウとコケモモそしてミヤマキリシマの楽園だった。

   

光り輝くリンドウの花

 

          

アキノキリンソウも、コケモモの赤い実も見ることができた。
コケモモの実を口に入れてみると、緑と黄色の風味がはじけた。

 

ガスに霞む鳴子山
鳴子山への寄り道は疲れていてパス。
稲星山もパスして、今回は1座のみとなった。

 

白口山と右奥の大船山、左中岳。

しばらく急登の連続に疲れた足を休めながら、久しぶりの九重の中心部の眺めに酔いしれた。

  


白口岳に到着。


白口岳 1720m 意外と標高があった。

 

立中山とその左に坊がつるを見晴らす。
奥は平治岳と右北大船。

遙か下に鉾立峠が見える。本日はこちらへ下る予定。

 


 

白口岳の上は、まさしくリンドウの群落に衝撃を受けた。
こんなにたくさんのリンドウを一度に見たのは初めてだった。

 

    


そしてもうススキが穂を出していた。山ではすっかり秋支度となっていた。

 

そして空に浮かぶ白い雲も秋を感じさせくれた。

 


リンドウの楽園、白口岳に別れを告げ鉾立峠へと急降下する。

ここは九重で最も急峻な坂だという。

 

慎重に下ること40分、鉾立峠に着いた。翻って見上げると白口岳の姿が間近に迫る。


佐渡窪から見た白口岳

佐渡窪はこのところ雨が降っていないためただの平地となっているが、
盛りを過ぎたアザミの大群落と、これから輝きを増すススキの湿地帯だった。

 

 

鍋割峠から朽網分けへの下り道にひっそりと咲くヤマジノホトトギス


 

一面のリンドウのお花畑だった白口岳が、
いまだ夢見心地にさせてくれる


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